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勉強はなぜ「基本」が大事なのか 成績を伸ばす近道は土台づくり

勉強はなぜ「基本」が大事なのか 成績を伸ばす近道は土台づくり

2025.12.15

日々の勉強

こんにちは、勉強ナビです。

「応用問題ができない」「テストになると点が取れない」 こうした相談を、私たちは日々たくさん受けています。

そのとき、ほぼ必ず共通している原因があります。 それが、基本の理解があいまいなまま先に進んでいることです。

今回は、
勉強はなぜ基本が大事なのか
そして、基本をどう固めればよいのか
について、塾の現場目線でお話しします。

「基本が大事」と言われる本当の理由

基本が大事、という言葉はよく聞きますが、
実はこの意味を正しく理解している人は多くありません。

基本とは、 ただ簡単な問題が解けること 教科書の用語を覚えていること ではありません。

基本とは「説明できる理解」のこと

本当の意味での基本とは、

・なぜその答えになるのかを説明できる
・途中の式や考えかたを言葉にできる
・少し形が変わっても対応できる

この状態を指します。

たとえば数学なら、
答えが合っているだけでなく
「なぜこの式になるのか」を自分の言葉で説明できるか。

英語なら、 並べ替え問題でなんとなく正解するのでなく 「なぜこの語順になるのか」を理解しているか。

ここがあいまいだと、
応用問題に入った瞬間に手が止まります。

成績が伸び悩む子に多いパターン

成績が思うように上がらない塾生を見ていると、
次のような共通点があります。

問題数はこなしているが、定着していない

・ワークはひととおり終わっている
・丸付けもしている
・でも、テストになると同じミスをする

これは、 「理解したつもり」になっている状態です。

間違えた理由を考えず、
正解を写して終わってしまうと、
基本は身につきません。

難しい問題から手を出してしまう

「応用問題が出るから不安」
「難しい問題もやらないと」

この気持ちはよくわかります。

ただ、
基本が固まっていない状態で難問に挑戦しても、
ほとんどの場合、時間と気力を消耗するだけです。

土台が不安定なまま、上に積み上げようとしているイメージです。

基本を固めると、なぜ一気に伸びるのか

基本が身につくと、
勉強の見え方がガラッと変わります。

問題の共通点が見えるようになる

基本が理解できていると、

「この問題、前にやった形と同じだ」
「数字が変わっているだけだ」

と、問題の本質に気づけるようになります。

結果として、
初見の問題にも落ち着いて対応できます。

勉強時間が短くても成果が出る

基本が固まると、 無駄なやりなおしが減ります。

・同じミスを何度も繰り返さない
解きかたをノータイムで思い出せる

こうなれば、 長時間勉強しなくても 効率よく点数につながります。

今日からできる「基本のかためかた」

ここからは、
家庭でもすぐ実践できる方法をご紹介します。

1 自分で説明できるかを意識する

問題を解いたら、

「なぜそうなるのか?」 「どう考えてこの答えにたどり着いたのか?」

と自分に問いかけてみてください。

声に出して説明できなければ、
まだ基本があいまいなサインです。

2 間違い直しは1行で理由を書く

間違えた問題には、

・計算ミス
・公式の使い間違い
・意味の理解不足

など、理由を1行だけ書きます。

これだけで、
次に同じミスをする確率が大きく下がります。

3 教科書レベルを軽く見ない

「簡単すぎる」と感じる問題ほど、
実は重要です。

教科書レベルをスラスラ説明できる状態にすることが、一番の近道です。

勉強ナビが「基本」を大切にしている理由

勉強ナビでは、
最初から難しい問題をどんどん解かせることはしません。

まずは、
・ 解きかた
・ 考えかた
・ 勉強のやりかた

この土台を整えることを重視しています。

その結果、

「前より勉強が楽になった」
「問題を見ても焦らなくなった」

という声を多くいただいています。

まとめ 成績アップの近道は基本に戻ること

成績を上げたいと思ったとき、つい新しい問題集や難しい問題に目が向きがちです。

しかし、本当に大切なのは、今やっている基本をどれだけ深く理解できているか。

遠回りに見えて、実は一番の近道。

それが、基本を大切にする勉強です。

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