2020.05.23
類家青葉校
例年であれば、ちょうど一次考査が行われていたはずの時期です。
青葉校塾生の中学校はすべて一次考査は中止となり、一部の学校でその代わりのテストが金曜(5月22日)に行われました。
今年度はあらゆることがイレギュラーです。
常に新しい情報を把握して、対応していく必要があります。
中3生対象の「入試特訓」を今年も行います。
ここから、本格的な入試対策がスタートすることになります。
昨年度は「前期」として、市中体・郡中体のあと、夏休み前に3回実施しました。
しかし、今年度は学校の休校や定期考査・実力テストの日程変更や、部活の動向がわからないことなどを考慮し、まず5月末に「キックオフ授業」として、1回分を先行実施することにしました。
青葉校は5月30日(土)、16時~18時の120分で行います。
6月15日週からは二次考査対策授業に入る予定なので、日程的にここしかないという判断です。
中3生の入試に向けてのモチベーションを高める意味でも、あえて例年より早めのスタートとしました。
初回のキックオフ授業では、ただ問題を解くだけでなく、高校入試のシステムについての説明や、受験生としての心構え、勉強のやり方などの話もします。
特に今年は休校の影響もあって、受験生になったという自覚があまり見られない中3生もいます。
現・高1生の先輩が塾で受験勉強する姿を、2月までは現・中3生も見ていましたが、3月の最後の10日間の頑張りは見ていません。
入試直前期に自信を持って仕上げるためには、今の時期からの準備が必要です。
不確実なことも多い令和3年度(2021年度)入試ですが、「あと9か月しかないということ」と「9か月あればまだ挽回できるということ」を確認します。
今週も、各学校・各学年の進度を確認しながら、その前後の内容を勉強しています。
休校の影響で、同じ学年でも学校によって、数学は1章以上、英語はLessonで2つ以上の進度差が出ています。
まだ前の学年の内容をやっているところも多く、塾の授業が先行しすぎないように復習中心にしている場合もあります。
部活が休みということもあるのか、疲れた様子は見られず、みな集中して課題に取り組んでいます。
また、一次考査の代替テストがあった学校の塾生には、その対策も行いました。
学校が再開して3週目、その勢いそのままに元気に学習を続けています。
漢字の書き間違いは、必ず大人の目で確認してその場で修正しないと、間違えたまま覚えてしまいます。
進むスピードが落ち着いてきたら、前学年に習った漢字の復習を入れていきます。
算数は、計算だけでない分野(5年生は比例、6年生は文字と式など)に入ります。
ここでつまずかないように十分な予習・復習をしていきます。
今、全学年の中で一番質問が多いのが、高1生です。
特に数学は、因数分解や絶対値の絡んだ方程式・不等式、場合の数など、今後3年間の学習の基礎となる重要な部分です。
計算は、九九を唱えるようにすらすらと答えを出せるまで、場合の数は問題文を読んで、階乗(!)、順列(nPr)、組み合わせ(nCr)など、どのアイテムを使うのか正確に判断できるようになるまで、何十問でも繰り返し練習させたいところです。
絶対値つきの不等式は、1日や2日でその意味を把握するのはおそらく不可能です。
これについては、答案の書き方を覚えるのではなく、数週間かけてじっくり概念を理解する必要があります。
高校生はテストや課題が多いこともあり、自習にもよく来ています。
令和2年度(2020年度)県立高校入試の平均点・分析などが発表されました。
塾長ブログで詳しく紹介していますので、ここでは平均点の紹介だけ。
国語 70.7点(平成31年度入試比 +10.3点)
社会 64.0点(同 +3.6点)
数学 54.7点(同 +10.6点)
理科 64.8点(同 +17.8点)
英語 58.7点(同 +4.3点)
総点 312.9点(同+46.6点)
理科の「+17.8点」が目を引きますが、平成31年度入試で極端に難しく(平均47.0点)、また出題ミスもあったので、その反動もあったと思います。
全教科で前年度比プラスになったのも珍しいことです。
平均点が上がるということは、自分だけでなく他の受験生の点数も上がるので、基本的に有利・不利はありません。
ただ、特に上位校で、得意な教科で差をつけにくく、また1つのミスで大きく順位を下げてしまうことになるので注意が必要です。
来年度の入試がどのような問題になるかはもちろんわかりませんが、どのような問題でも対応できる力を、これから身につけていきます。
↓塾長ブログ
2020年5月31日まで、入会特典キャンペーンを延長しています。
入会金20,000円、教室管理費6,000円、会員カード代3,000円の計29,000円が、半額の14,500円になります(金額は税抜)。
塾の詳細については、ぜひホームページをご覧ください。
個別指導進学塾 勉強ナビ
https://juku.educreation.co.jp/
八戸青葉校
https://juku.educreation.co.jp/aoba/
●八戸市の下長、類家(青葉)にある人気の学習塾、勉強ナビの詳細は公式ホームページでご確認ください。こちらをクリック!!
●ラジオ番組の内容はYouTubeからも確認できます。
チャンネルはこちらです。
関連記事
カテゴリー
月別アーカイブ