2021.02.09
塾長からのメッセージ
私立大学を中心に大学受験が本格化しています。
毎年耳にする受験をめぐる事故。せっかくの努力が試験以外のところで無駄にならないように細かいチェックを怠らないように注意しましょう。
content
2月1日から多くの私立大学で一般選抜試験が始まっています。
先日、立命館大学の数学の問題での作問ミスが発表されました。これは大学側のものでしたが、一方で受験するみなさんの側でも様々なことに注意が必要です。
試験当日を迎える前にもチェックが必要なことは多々あります。
特に大切なのが各種日程の確認です。その中でも「出願期間」は確実にチェックしておきましょう。複数大学・学部を受験する際には、試験日はもちろんですが出願期間も複数になり、ともすると出願を忘れてしまう、なんてことになり兼ねません。
実は今年の試験において残念ながらこのミスを実際に耳にすることが起こってしまいました。共通テストも終え、あとは本番で力を出すのみだったにもかかわらず、残念の一言で終わらせるにはあまりにも悔しいことです。。「まだ余裕がある」と高を括らず、慎重にも慎重を重ねましょう。
当然ではありますが、受験日を忘れていたというのは問題外ですね。(問題外と言っても起こり得ることなので気を付けましょう)
既卒生は特にですが、現役生でも出願書類のチェックを確実にしましょう。「卒業証明書」や「調査書」は発効までに数週間かかることもあるようです。どのような書類が必要かを確認することはもちろんですが、余裕を持って手元に準備できている体制を整えてください。
最近はweb出願が増えています。
ここにも一つ注意点が潜んでいます。web出願はweb上での入力のみでは完了しないことがあるということです。
入力後、志願表等を各自印刷し、それを郵送しなくては出願とみなされません。入力したことで安心しきって郵送漏れがないように気を付けましょう。
高校入試と違い、大学への出願は既卒生を中心に個人レベルで行うことが多くなります。もちろん現役生では高校で手助けしてくれる場合もあるでしょうが、何かあった時の最終的な責任は自分にもあるんだ、と考えるようにし、自身での確認にも責任を持つように心掛けましょう。
今年の受験において、実はもう一つ大きなミスを耳にすることがありました。
ある大学の受験において共通テストの受験が必須だったにもかかわらず、受ける必要がないということを聞いて受験しなかったというものです。
今年の私立大学入試では、立教大学や青山学院大学などの一部において共通テストが必須の大学・学部もありました。そういう情報収集は昨年まで以上に大切だったのですが、これは今となってはどうしようもありません。情報収集は人任せにせず、自分でもしっかりと確認するようにしましょう。
受験勉強を続けているみなさんの一番の目的は、当日に合格できる点数を取れるようにすることです。そのために長い期間を使って努力し、対策を行ってきたことと思います。しかし、受験に勝つために必要なのは当日問題を解くことのみではありません。ここから残りの期間でというよりも、ここまでの期間で必要なことが多かったかもしれませんが、本番のその日までまだまだ必要なことにはすべてにおいて慎重に取り組むようにしましょう。
緊急事態宣言が延長され、一部の大学では2次試験を中止するとの発表がありました。受験生にとってみれば言いたいことはいろいろあるかもしれません。様々な状況が予測はされていましたが、実際に受験生を取り巻く環境がここまで複雑なものになってしまったことは残念な部分もあります。ですが、大学受験は現在進行形で続いています。今置かれている状況の中で全力を尽くし、将来への道をつかみ取りましょう。
↓↓入会特典ご用意してます 詳細はこちらからどうぞ↓↓
●八戸市の下長、類家(青葉)にある人気の学習塾、勉強ナビの詳細は公式ホームページでご確認ください。こちらをクリック!!
●ラジオ番組の内容はYouTubeからも確認できます。
チャンネルはこちらです。
関連記事
カテゴリー
月別アーカイブ