2020.12.23
塾長からのメッセージ
明日からいよいよ冬休みが始まります。長い休みを前にワクワク感を感じている人もいると思いますが、中3受験生の皆さんは学校の宿題に取り組みながらも、自分がしたい勉強に思いっきり時間を使える最後の長期期間となります。この期間の一日一日の過ごし方が合否結果に影響を与えることさえあるかもしれません。年末年始には休息を入れることももちろん大切かもしれませんが、休みすぎて気持ちが切れてしまうことのないよう、勉強にもしっかり時間を取りましょう。
冬休み中、1日何時間くらいで勉強の計画を立てているでしょうか?
受験まであと2ヶ月ほどとなるこの時期、理想の勉強時間は1日平均5~8時間程度です。人によっては10時間の大台を超すこともあるかもしれませんが、集中力が切れない状態でそれだけの勉強を出来るのであれば素晴らしいことです。ただし無理すると続きませんので気をつけましょう。長時間勉強するときには、午前・午後・夕食後と時間配分を考えましょう。
では、その時間を使って何をすればよいのでしょうか。
おススメの勉強の一つとして、まだ過去問に手を付けられていない人は冬休み中のどこかで過去問に挑戦してみてほしいと思います。
どの教科でも実際に解いてみることで形式を知ることができ、さらには弱点となっている事項・単元を発見することができます。
数学であれば「2次関数と1次関数の融合問題」ができていない
理科であれば「電気」「天気(水蒸気量など)」の分野で取れていない
英語であれば「わからない単語が多くて内容があいまいになってしまっている」
などのように、どこを補強すればよいのかを導き出すことが可能となります。
これまでにも実力テストなどで同じことをしてきているとは思いますが、入試に出やすい分野での弱点部分をこれまで使っていた教材でもう一度復習しましょう。
長い時間を使えるという利点を使って、知識の総まとめをすることも可能になります。弱点を把握できている時にはそこを中心に復習するという方法をお話ししましたが、総まとめの勉強法では3年間で学習してきた全分野をまんべんなく見直すこととなります。教科書や学校の問題集、3年間の定期テスト、これまで受けた実力テストや模試などを使って重要事項に漏れがないかを確認しましょう。その上で抜けている知識があれば覚え直していくことが大切です。3年間の定期テストは保管していてほしいところですが、もし手元になければ問題集を使ってでも可能です。
↓↓科目ごとのより具体的な内容はこちらもご覧ください。
冬休みが明けると、1ヶ月ほどで私立高校の入試がやってきます。それが終わるとさらに1ヶ月ほどで県立高校入試です。もちろん、まだ2ヶ月あるから成績は伸ばせる、という気持ちを持っていてはほしいですが、同時にある程度限られた時間にもなってきています。
「あの時もっとやっておけば」と後悔しても過ぎ去った時間は戻ってはきません。今使える時間を大切に利用しましょう。
長期の休みになると「遊びたい」という気持ちが強くなるかもしれせん。ですが受験生の皆さんは今年の冬は勉強に重点を置きましょう。辛い時期と感じてしまうかもしれませんが、合格の喜びは重ねた苦労に比例して大きいものです。しっかりと準備を重ね、最後の追い込み時期へと向かいましょう。
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