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令和3年度 青森県立高校入試の難易度は?

令和3年度 青森県立高校入試の難易度は?

2020.12.19

青葉校

今日は、来年3月5日に行われる令和3年度青森県立高校入試の難易度を予想してみます。
※ なお、これはあくまで青葉校担当個人の見解です。

基礎的・基本的なものを中心として出題する

令和3年度(2021年度)の入試を語るうえで避けて通れないのが、新型コロナウィルス感染症の影響です。
全国で多大な影響が出ています。

大学入試では、横浜国立大学が一般選抜で個別の学力試験を行わず、「大学入学共通テスト」の得点を用いると発表し、大きな話題になりました。

【大学受験2021】横国大、一般選抜の個別学力検査実施せず
https://resemom.jp/article/2020/08/04/57489.html

個別試験は、大学側からの「こういう生徒に来てほしい」というメッセージでもあります。
その個別試験を行わないというのは、大学にとってまさに苦渋の決断だったと思います。
大学入試は全国から受験生が集まるため、高校入試とは比べものにならない配慮が必要となるのでしょう。

もちろん、高校入試でも相応の配慮は必要です。
各都道府県で出題範囲の縮小などの措置が取られています。
青森県教育委員会は、7月17日の発表で「出題範囲の限定は行わない」としています。
そして、ただし書きで、「中学校において臨時休業が実施されたことを踏まえ、受検生に有利、不利が生じないよう、基礎的・基本的なものを中心として出題する」としています。

この発表は極めて重要で、これを踏まえて7月17日の塾長ブログでは以下のように記しました。

令和3年度の高校入試は令和2年度と同様な平均と予想する。
よって比較的易しい問題が出題されると塾長は考えます。

青葉校担当も基本的な考えは同じです。
ただ、過去2年の青森県立高校入試はちょっとした異変があり、それを考慮に入れて独自の予想をしたいと思います。

過去14年間の平均点の推移

まずは、手元に資料がある過去14年分の平均点の推移を見てみましょう。

平成23年度から平成27年度までは徐々に上昇しながら280点以上で推移し、平成27年度の308.4点でピークを迎えます。
平成28年度からは逆に概ね280点以下となり、平成31年度で266.3点と、平成22年度(264.2点)以来9年ぶりの低い平均点でした。
そこから一転して、令和2年度は50点近く上昇して312.9点
手元に資料がある過去14年間で最高の平均点となりました。

平成31年度入試は難化のピーク 数学44点・理科47点

平成31年度(2019年度)は、数学(44.1点)、理科(47.1点)、英語(54.4点)の3教科で過去10年で最低となり、5教科の合計(266.3点)でも、平成22年度(264.2点)以来の低い点数でした。

この平成31年度は理科で出題ミスがあり、結構な問題になりました。
また、数学もひねった問題が多く、80点以上をとった受検生が全体のわずか1.4%、70点以上でも4.5%しかいないという難問でした。

ここまで難しいと、同じ高校を受けた受検生の間でほとんど点差がつかず、数学が「ちょっと得意」な受検生がその長所を活かせず、正確な学力が図れる試験なのかどうかちょっと疑問に思ってしまいます。

令和2年度入試は逆に易化

平成31年度の反動なのか、令和2年度(2020年度)入試は問題が一気に易しくなり、平均点は約47点上がりました。
3月10日、受検を終えて青葉校に自己採点に来た塾生は口をそろえて「問題が簡単だった」と驚いていました。
自己採点の結果ももちろん高得点でしたが、今度はボーダーラインがどこまで上がるか、合格発表の3月16日までみんな不安な日々を過ごしました。
(ちなみに、青葉校は全員合格でした。)

平均点312.9点は、手元に資料がある14年間で最高のものです。
次点は平成27年度の308.4点で、300点を越えたのはこれら2回のみ。
ここまで易しいと、今度はまた受検生の間で差がつかない状況になったのではないでしょうか。

そして令和3年度は?

ということで、過去2年は極端な難化と易化に揺れたので、普通に考えれば作問者はその間を狙ってくるのではないでしょうか。
たとえば理科は、平成31年度(47.0点)の出題ミスもあって慎重になりすぎたのか、令和2年度(64.8点)で大きく易化しましたが、令和3年度はさすがに調整が入ると思われます。

ただし、前述のとおり今回は新型コロナウィルスによる休校の影響があります。
基礎的・基本的なものを中心として出題する」と発表しているので、平成28~31年度の水準には戻さず、平均点で300点を少し切るぐらいが居心地が良い感じがします。
過去10年のなかでは比較的易しいといえるレベルで落ち着くと考えます。

しかし、入試というのは難しいもので、作問者の想定と実際の結果が異なることもあるでしょう。
たとえば資料の最も古い年、平成19年度の英語は平均点が30.2点です。
残念ながら問題は手元にないのですが、とんでもなく難しかったと思われます。
作問者が30点を狙って出題したとは思えず、作問者が一番驚いたのではないでしょうか。

大学入学共通テストの影響は?

大学入試に目を転じると、令和3年(2021年)1月にはセンター試験の後継として初めての「大学入学共通テスト」も行われます。

「共通テスト」では、先生と生徒の会話文や、複数の文章や図表などを組み合わせた問題が予想されています。
大量の文章や情報をすばやく正確に処理する能力が今まで以上に求められます。
高校入試もこの影響を受けて問題が変わっていく可能性もあります。
しかし、まだ共通テストは試行調査の問題があるだけで、実際の問題構成は1月の本番で初めて明らかになります。
高校入試に影響があるとすれば、それは令和3年度入試の次からだと考えています。

入試まであと2か月半

令和3年度の青森県立高校入試は、「極端な難化はないが『基礎的・基本的なものを中心とし』つつ、難しい応用問題も昨年度よりは多く入ってくる」と予想します。
残り2か月半、中3生は引き続き苦手箇所を一つずつ潰しながら、過去問を使った時間配分の練習など、実際の入試を見据えた5教科の実践的な勉強に入っていきます。
一方で、平成19年度英語のようなことがまったくないとも言い切れません。
入試に必要なメンタル面についても、冬期講習集中ゼミなどで塾生に伝えていきます。

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