2026.07.30
ラジオ番組放送内容
2026年7月30日第634回の放送内容です。
content
今回のテーマは、八戸市内の小学生、中学生は、8月1日から夏休みとなります。約1ヶ月の夏休み、さて学校の宿題以外の勉強について、保護者の方は頭を悩ませることと思います。今日は、中学1,2年生を対象に私のほうからちょっとしたヒントをご紹介したいと思います。ぜひ、中学1,2年の方やの保護者の方には聞いていただきたい内容です。
中学1・2年生の皆さん、そして保護者の皆さん。
いよいよ夏休みです。
約1か月という長い休みを、皆さんはどのように過ごす予定でしょうか?
中学生の夏休みというと、
「午前中は部活動」
「午後は友達と遊ぶ」
「夜はテレビやスマホ」
「そして1日が終わる……」
そんな生活になってしまうお子さんも、決して少なくありません。
もちろん、部活動や友達との時間も大切です。
しかし、約1か月もある夏休みだからこそ、「何となく過ごす」のか、「計画的に過ごす」のかで、2学期以降に大きな差がつきます。
今回は、中学1・2年生の皆さんに、夏休み前にぜひ取り組んでほしいことを紹介します。
夏休み直前に、まずやってほしいこと。
それは、夏休みの勉強計画を立てることです。
とはいっても、保護者の方が一から計画を作る必要はありません。
多くの学校では、夏休みの予定表や学習計画表を作ると思います。
まずは、お子さんが学校で作った計画表を一緒に確認してみてください。
大切なのは、**計画を立てること以上に「計画を共有すること」**です。
お子さんだけが計画を持っていても、保護者の方が何をする予定なのか分からなければ、なかなか進捗を確認できません。
そこでおすすめしたいのが、
「計画表をコピーして、家の見える場所に貼る」
という方法です。
例えば、冷蔵庫など、家族みんなが目にする場所に貼っておきましょう。
そうすれば、
「今日はここまでできた?」
「予定通り進んでいるかな?」
と、自然に確認することができます。
ここが非常に重要です。
夏休みの計画表を作っただけで満足してしまうケースが、実はとても多いです。
計画表は、作ることが目的ではありません。
計画を実行し、進捗を確認するためのものです。
例えば、
「今日は数学をここまでやる」
「英語のワークを○ページ進める」
「学校の宿題を○日までに終わらせる」
と決めたのであれば、実際にできたのかを確認しましょう。
予定より遅れているのであれば、翌日以降の計画を調整すればいいのです。
夏休みの1か月間、毎日細かく管理する必要はありません。
しかし、1週間に1回程度は親子で計画表を確認する時間を作ることをおすすめします。
「できていない!」と叱るためではありません。
計画通りに進める習慣を身につけることが目的です。
中学1・2年生の場合、夏休みの宿題だけでも結構な量があります。
「宿題を終わらせるだけで精一杯!」
というお子さんも多いでしょう。
もちろん、まずは学校から出された宿題をきちんと終わらせることが大切です。
そのうえで、ぜひ取り組んでほしい**「プラスの勉強」**があります。
それは、
これが、夏休みにぜひやってほしい勉強です。
1学期には、定期テストなどの学校のテストが2回程度あった学校も多いと思います。
実は、このテストには非常に大きな意味があります。
学校の先生は、授業で扱った内容の中から、
「ここは大事だ」
と判断した問題をテストに出しています。
つまり、テスト問題をもう一度解くということは、
先生が重要だと考えたポイントを、もう一度復習する
ということなのです。
これは非常に効率のよい復習方法です。
夏休みに新しい問題集を大量に進めることも大切ですが、その前に、まずは自分が実際に間違えた問題をもう一度解いてみることをおすすめします。
すべての教科を同じ方法で勉強する必要はありません。
教科ごとに、次のように取り組んでみましょう。
数学・英語・国語については、
テストで間違えた問題を中心に解き直す
という方法でOKです。
特に、
「なぜ間違えたのか?」
を考えることが重要です。
単純な計算ミスだったのか。
問題の意味を理解していなかったのか。
公式を覚えていなかったのか。
英単語や文法を忘れていたのか。
国語なら、文章の読み取り方を間違えていたのか。
原因を確認して、もう一度解いてみましょう。
社会と理科については、できればテストの問題を最初から最後までもう一度解いてみることをおすすめします。
社会や理科は、繰り返し問題を解くことで、知識が定着しやすくなります。
一度覚えたつもりでも、時間が経つと忘れてしまいます。
しかし、何度も問題に触れることで、
「思い出す」→「確認する」→「覚える」
という反復ができます。
結果として、知識を忘れにくくなります。
どの教科にも共通して言えることがあります。
それは、
「間違えた問題を、答え合わせして終わりにしない」
ということです。
夏休みの解き直しでは、次の3ステップを意識してください。
まずは、なぜその答えになるのかを理解します。
公式、英単語、用語、重要事項など、覚える必要があるものはしっかり覚えます。
そして、時間を置いてもう一度自分の力で解いてみます。
「分かった」ではなく、「自分で解ける」状態にする。
ここまでやって、初めて本当の意味で復習ができたと言えるでしょう。
テストの解き直しをしていると、
「何回考えても分からない……」
という問題が出てくることがあります。
そんなときは、無理に一人で解決しようとしなくても大丈夫です。
友達に聞いてもいい。
学校の先生に質問してもいい。
保護者の方が教えてあげてもいい。
塾の先生に質問するのももちろんOKです。
大切なのは、
「分からない問題を、分からないまま放置しない」
ことです。
夏休みは、1学期の分からなかったところを取り戻す絶好のチャンスです。
最後に、少し厳しいことを言います。
塾で生徒を見ていると、
「テストの問題がありません」
「答えがありません」
「答案用紙がありません」
というケースがあります。
これは、できれば避けてほしいです。
テストが終わったら、
テスト問題・解答・答案用紙
この3つをきちんと保管しておきましょう。
以前のテストについても、捨ててしまったり、どこにあるか分からなくなったりしているのであれば、今からでも整理してみてください。
「たかが整理整頓」
と思うかもしれません。
しかし、私は学習指導をする中で、整理整頓はとても大切なことだと考えています。
必要なものを必要なときに取り出せる。
自分が何を持っているのか分かっている。
どこに何があるのか把握できている。
こうした習慣は、勉強にもつながります。
学校のテストをきちんと整理しておけば、
「この問題、もう一回やってみよう」
と思ったときに、すぐに復習できます。
反対に、テストがどこにあるか分からなければ、復習そのものができません。
物を整理する習慣は、勉強を整理する習慣にもつながります。
そして、勉強を整理する力は、論理的に考える力にもつながっていきます。
だからこそ、私は「整理整頓くらい」とは考えていません。
学習の土台になる、とても大切な習慣の一つだと思っています。
中学1・2年生の夏休みは、受験生のように何十時間も勉強する必要はありません。
部活動を頑張る。
友達と遊ぶ。
家族との時間を過ごす。
ゆっくり休む。
これらも大切な夏休みの過ごし方です。
その中に、毎日の学習習慣をしっかり組み込むことが大切です。
そして、プラスアルファの勉強として、
「1学期のテストの解き直し」
に取り組んでみてください。
夏休みの終わりに、
「宿題が終わった!」
だけではなく、
「1学期に間違えた問題が、今は解けるようになった!」
という状態を目指しましょう。
夏休みは、これまでの勉強をやり直す絶好のチャンスです。
ぜひ親子で計画を共有し、進捗を確認しながら、充実した1か月にしてください。
「計画する」→「実行する」→「振り返る」
この習慣を中学1・2年生のうちに身につけておくことが、これからの学習に大きな力になります。
●八戸市の下長、類家(青葉)にある人気の学習塾、勉強ナビの詳細は公式ホームページでご確認ください。こちらをクリック!!
●ラジオ番組の内容はYouTubeからも確認できます。
チャンネルはこちらです。
関連記事
カテゴリー
月別アーカイブ