2026.05.13
日々の勉強
算数・数学・理科の悩みごとで、永遠のテーマとも言えるのが「計算ミスをなくしたい」というものです。
計算ミスが多いと、当然テストの点数も上がりません。
理科の問題を解く途中で出てくる計算でミスしてしまうと答えも合わないし、理科のおもしろさも感じられないでしょう。
人間なので、計算ミスを完全になくすことはできませんが、減らすことはできます。
計算が嫌になって、算数・数学・理科の勉強から遠ざかってしまう前に、ここで改めて計算ミスを減らす方法を述べたいと思います。
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ありがちなのが、自分で書いた数字を自分で読み間違えて答えが合わなくなるというものです。
たとえば、1行目で「0」と書いたものを、次の行の計算をするときに「6」と見間違えてしまうケースです。
数字を丁寧に書くことと、「0」は意識して閉じるように、「6」は上の部分をはっきり伸ばして丸を小さくするように指導しています。
一般に、「0と6」、「3と5」、「4と9」を間違うお子さんが多いです。
「3と5」はなぜ間違うのか、初めはよくわかりませんでした。
実際に書いているところを見ると、「5」の横棒を先に書くお子さんが、自分で書いた「5」を「3」と見間違えていることがわかりました。
低学年用の教材を見ると、「5」は横棒を後で書くよう教えているはずですが、この書き順が癖になってしまっているようです。
書き順については、数字も漢字も最近はうるさく言われなくなりましたが、「5」だけは”正しい”書き順で書かせるようにしたいです。

ただ、書き順が正しくても、べらべら書くと「8」と間違うケースがあるので、いずれにしても普段から丁寧に数字を書くよう習慣づける必要があります。
ワークやプリントには、1ページに多くの問題を載せたいために計算のスペースを十分に確保できていないものが多くあります。
その狭いスペースに筆算をたくさん書くと、当然ミスも増えることになります。
そこで、「紙を広く(ぜいたくに)使うこと」を指導しています。
小学生なら筆算専用のノートを用意してもよいでしょう。
コピー用紙を使うのもおすすめです。
コピー用紙は500枚で450円ぐらいで買えるので、ノートよりお得です(最近は値上がりしていますが……)。
計算し終わった紙は捨てずに積み重ねていくと、「これだけやった」と成果が”見える化”されて、モチベーションの向上にもつながります。
勉強ナビでは普段の授業でもコピーミスなどの裏紙に書いて指導しています。
塾生が計算するときは授業でも自習でも、ここから自由に持っていってOKです。

計算のテクニックと言っても、いわゆる「インド式計算」のようなものは必要ないと思います。
ここで言うテクニックとは、小学校で習っているはずのものです。
たとえば、3600×180 の場合、(ア)のように計算するお子さんが意外に多いです。

(ア)で計算すると、「0」の数を間違えたり桁がずれたりして、計算ミスのもとになります。
(イ)の計算は小4の教科書にも載っているのですが、これで解くお子さんは意外なことに少数派です。
小学生・中学生が計算しているところを見ると、もどかしい解きかたをしていることもあります。
(ア)のような無駄な手続きを減らしていくことも大事です。
ただ、計算が苦手なお子さんで、自分の型を崩すと他の計算もできなくなる場合があるので、タイミングを見て徐々に変えていくのが理想です。
算数の文章題、中学の数学・理科の応用問題では、問題を解く過程で計算が必要になり、その結果を使ってさらに次を考えるような問題が増えていきます。
計算で思考が妨げられることのないよう、計算は速く正確にできるようにしたいと思っています。
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