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5月の考査を実施しない中学校が増えています……

5月の考査を実施しない中学校が増えています……

2024.04.03

類家青葉校

4月になりました。新年度です。
勉強ナビでは4月6日(土)まで春期講習。
日曜・月曜と休んで、4月9日(火)から新学期の授業が始まります。

学年が一つ上がりました。
それぞれの学年で必要な勉強をしっかり積み重ねてほしいと思っています。

5月の考査がない → 定期考査は4回だけ

昨日(4月2日)までに、八戸市総合教育センターのHPで、市内の市立小中学校の年間行事予定表が更新されました。
これによると、昨年度まで行っていた5月の定期考査を行わない中学校がかなり増えていることがわかりました。

類家青葉校の近辺で言うと、第一中、第二中、小中野中、白銀中、白銀南中、鮫中、東中などが、新たに5月の考査を実施しなくなったようです。
是川中は、昨年度も5月の考査がありませんでした。)

これらの中学校では、6月末~7月初旬に行われる考査が「一次考査」となり、二学期に二次考査と三次考査、三学期に四次考査(学年末考査)で、定期考査が年に4回だけということになります。

考査の実施時期従来今年度
5月下旬一次考査実施せず
6月末~7月初旬二次考査一次考査(一学期期末考査)
9月下旬三次考査二次考査(二学期中間考査)
11月中旬~下旬四次考査三次考査(二学期期末考査)
2月中旬~下旬(1・2年生)五次考査四次考査(学年末考査)

なお、従来どおり年5回の定期考査を実施する学校もあります。
類家青葉校の近辺だと、第三中、長者中、江陽中、湊中、大館中などです。
学校によって、真っ二つに割れている感じです。

【参考】2024年3月20日のブログ ↓

なぜこうなったか

なぜ5月の一次考査をやめたか。
これはあくまで推測になりますが、まず「学校行事の日程再編」と「定期考査を減らす全国的な傾向」の二つが考えられます。

今年度(2024年度)の年間行事予定表を見て気づくのが、体育祭を5月に持ってきた学校が多いということです。
昨年度まで体育祭は8月下旬に行われるのが主流で、5月だったのは少数派でした(第三中、是川中など)。
今年度はこれが逆転して5月が主流になった印象です。

今年度は、夏休みが5日ほど後ろ倒しになっています
「危険な暑さから児童、生徒を守ろうという取り組み」とのことです。
従来は7月22日~8月23日だったものが、今年度は7月27日~8月28日です。
この影響と近年の夏の暑さを考慮したのでしょうか、体育祭を5月に移した学校が多く見られます。
一方で、体育祭を8月末・9月初旬に残した学校もあり、判断が分かれたようです。

【リンク】八戸市立小中学校の夏休み期間 2024年度から5日繰り下げ
(ABA青森朝日放送、2023年10月26日)
https://www.aba-net.com/news/news-90812.html

5月に体育祭を移した学校は、必然的に一学期の行事が過密になります。
4月・5月には中3生の修学旅行もあります。
(修学旅行は4月・5月が多数派で、秋が少数派という感じです。)
そして、6月にはビッグイベント三八中体夏季大会が控えています。

以上の日程的な面のほか、全国的な傾向として定期考査より普段の学習態度や単元テストで評価しようという動きが強まっています。

ということで……

4月からの日々の積み重ねがより重要になってきます

一学期に定期考査が1回しかない学校は、普段の学習態度や単元テスト・小テストが一学期の評定に与える影響が大きくなると思われます。
また、年に4回しか定期考査がないということは、一回一回の試験範囲が広くなり、その重要性も増すことになります。

まさに、テスト前だけでなく普段の一日一日の勉強の積み重ねが大事になります。
そのうえで、6月末の「新・一次考査」では、「旧・一次考査」「旧・二次考査」の範囲がまるまる試験範囲になります。
試験前1週間や2週間だけ頑張ったのでは到底追いつきません。
今まで以上に習ったところは習ったときに確実に自分のものにする姿勢が必要です。

なお、5月考査実施組のうち第三中は、修学旅行が4月11日~13日、一次考査が5月15日(昨年より10日早い!)、体育祭が5月25日、6月の夏季大会を経て、6月28日に二次考査という、なかなか忙しいスケジュールです。
江陽中もほぼ同様のスケジュール(一次考査は5月24日)。長者中・湊中は体育祭がそれぞれ9月・10月、大館中は修学旅行が9月です。)

4月・5月の学習内容はとても重要です

5月に考査がある学校もない学校も、一年の学習を進めていくうえで、4月の学習内容はその土台となる大事な単元が目白押しです。

たとえば、数学では、

中1 正の数・負の数
中2 式の計算
中3 式の展開と因数分解

のように、単元名を見るだけでわかりますが、基本的で今後の勉強にもつながる計算問題が中心です。
新しく出てくる公式や計算のしかたを、その日習ったものはその日のうちにしっかり習得して、あとに積み残さない勉強をしていきましょう。

↓ 卒業生に書いてもらった「塾生の声」
https://juku.educreation.co.jp/voice/

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