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漢字の覚え方について

漢字の覚え方について

2022.12.14

ラジオ番組放送内容

2022年12月14日第446回の放送内容です。BeFMラジオを聞き逃したかたはぜひユーチューブでご覧ください。 https://www.youtube.com/channel/UCHGU-R6P1lljtZWtvZcfi1A?view_as=subscriber

テーマ

次回は漢字の覚え方について紹介したいと思います。今日は、漢字の覚え方について2つのポイントを紹介したいと思います。この時期に習う漢字は小学生、中学生もどの学年も難しい漢字が多いですよね。この時期に漢字嫌いになるお子様が多いのでぜひお聞きいただきたい内容です。

内容

今日は、漢字の覚え方について2つのポイントを紹介したいと思います。

  • 1つ目は漢字を覚えやすい学習習慣について

2.2つ目は部首を制するものは漢字を制す!?

  • 漢字を覚えやすい学習習慣について

小学校で使う漢字ドリルやノートなどの影響で、「漢字はとにかく書いて覚えるもの」といったイメージがあるかもしれませんが、漢字を覚えるためにはただ時間をかければよいというわけではありません。

まずは、漢字を勉強する際に知っておきたいポイントを紹介します。

1)漢字は夜に勉強する

勉強する際、時間帯によって取り組む内容を変えることで成果も変わります。

一般的に、漢字や英単語、古語などを覚える「記憶学習」は夜に行うとよい、といわれています。

その理由は、勉強したことは寝ている間に記憶に定着し、特に眠る直前に見たものは記憶に残りやすい性質があるからです。

特に、勉強してから眠るまでに脳に入ってくるほかの情報が少なければ少ないほど、勉強したことが寝ている間に記憶として定着する可能性が高まります。

2)漢字は少しずつ何度も覚える

漢字を学ぶとき、ただひたすらに書いて覚えようとする人がいます。

しかし、実は漢字は一度にたくさん書いてもあまり記憶に残りません。

意味を考えずに書くだけだと、その漢字を記号や模様として脳が受け取ってしまうからです。

人間の記憶は、何かを覚えても時間が経つと徐々に忘れるメカニズムになっています。

何かを覚えたいときは短時間で集中して学び、忘れかけたころに再び同じことを学ぶ方法を繰り返すほうが、勉強したことが記憶に定着しやすいのです。

3)覚えた漢字は使っていく

学んだ漢字を自分のものにするために、普段からできる限り漢字を使うことを心がけましょう。

学んだ内容は、実際に使うことで生きた知識として頭に定着していきます。

板書の書き取りや記述問題はできるだけ漢字を使って書きましょう。

漢字を覚えるためには、このような日ごろからの積み重ねが重要です。

お子さまが小学生の場合は、保護者がそのような機会を作ってあげましょう。

宿題を見てあげるときに漢字も一緒にチェックすることも、お子さまに正しい漢字を覚えさせる方法の1つです。

2.部首を制するものは漢字を制す!?

漢字を勉強するとき、「部首」についても意識する必要がありますが、そもそも部首とは何なのでしょうか。

ここからは、部首の意味と役割を解説します。

1)部首とは

部首とは、漢字を構成する要素の1つで、それぞれの漢字には必ず部首があります。

部首は「偏(へん)」「旁(つくり)」「冠(かんむり)」「脚(あし)」「構(かまえ)」「垂(たれ)」「繞(にょう)」の7つに分けられ、漢字を分類する際に用いられます。

さらに、この中から形の共通するものが細かく振り分けられ、それぞれの漢字が成り立っています。

部首が分かれば未知の漢字も意味や読みを掴める

漢字の90%以上は「形成文字」と呼ばれるものです。

形成文字とは、意味と音を表す部分を組み合わせて作られた文字で、意味を表す部分を「意符(いふ)」、音を表す部分を「音符(おんぷ)」といいます。

例えば「池」という漢字の場合、「さんずいへん」の部分が意符にあたり、水に関係がある字であることを表します。そして、「也」の部分が「チ」と読む音符にあたります。

ほかにも、「木」を用いた「きへん」であれば樹木に関係する文字であることを示しており、この部首を持つ漢字の多くが樹木の種類に関することを表しています。

こうして漢字を理解すると、今まで知らなかった漢字でも、部首を見ることで「その漢字がどういう意味合いの言葉なのか」をある程度推測することができるでしょう。

部首を覚えておけば、漢字をある程度まとまりで覚えられるようになるため、新しい漢字を覚える労力を大幅に削減できます。

2)部首でまとめて覚えてしまおう

漢字は部首ごとにグループ分けができます。

言葉はまとまりで覚えるほうが効率がよいので、勉強するときは同じ部首の漢字をまとめて覚えましょう。

小学生の間は「配当漢字」として学年ごとに覚えるべき漢字が決められていますが、漢字の部首の意味を確認したら、学年の配当漢字を気にせず同じ部首の漢字をまとめてしまうことが重要です。

ばらばらのものより、ほかの事柄との結びつきが強いもののほうが忘れにくくなります。

したがって、まとまりのない漢字をひたすら紙に書いて練習するのは効率がよくないので、まとめて覚えることを心がけましょう。

その際、学習のための資料として漢和辞典を使うのがおすすめです。

漢和辞典の「部首索引」を使えば、同じ部首の漢字を一気に確認できます。

★本当はまだまだお伝えしたい、漢字を覚えるヒントがあるんですが、時間の都合上、今日は2つだけ紹介いたしました。

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