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令和7年度青森県立高校入試志望倍率(進路志望状況第1次調査)-青森県教育委員会発表

令和7年度青森県立高校入試志望倍率(進路志望状況第1次調査)-青森県教育委員会発表

2024.11.20

青森県高校入試情報

こんにちは、勉強ナビです。
2024年(令和6年)11月19日、青森県教育委員会から、県内中学3年生の「進路志望状況第1次調査」の結果が発表されました。
その概要をお知らせします。

本記事は、「令和7年度入試」に関するものです。
「令和7年度入試」とは、令和7年度の入学者を選抜する試験であり、令和6年度の中3生が受験するものです。

青森県立高0.94倍

11月20日付デーリー東北の見出しが ↑ これです。
全日制の青森県立高校の志望倍率は0.94倍(昨年度比 -0.03)で、3年連続で過去最低を更新したとのことです。
なお、三八地区に限れば1.02倍です。

第1次調査は2024年11月5日現在で行われたもので、各高校の学科ごとの志望者数と志望倍率が出ています。
このあとの流れとしては、12月に「第2次調査」があり、その結果が1月上旬に発表されます。
さらに2月の「最終出願状況」発表まで、各高校・各学科の倍率は例年大きく変動します。
今後も県から発表される情報は要注目です。

工業が高い! 八戸工業・機械 1.71倍、八戸西・スポーツ科学 1.58倍

当塾の塾生が主に志望する三八地区の高校では、「八戸工業・機械」の1.71倍が最も高くなっています。
次は、「八戸西・スポーツ科学」の1.58倍です。

今回の発表を見ての第一印象は、とにかく「工業が高い!」ということです。
機械」 1.71倍 に続いて、「材料技術」 1.40倍、「電子」 1.37倍、「土木」 1.34倍、「建築」 1.31倍。
6学科合わせて募集人員210のところに志望者数276で、志望倍率1.31倍。3年ぶりの高倍率です。
今回の特徴は、6学科中5学科が1.3倍を超えて、どの学科も倍率が高いこと。
電気」(0.74倍)だけは1倍を切りましたが、次の第2次調査では他学科から志望者が移ってきて、6学科満遍なく高くなることも想定されます。
工業を志望する受験生は、3月6日(木)の入試でしっかり点数をとらなければなりません。

八高・東高・北高・西高

八・東・北・西の普通科は全体的に控えめです。
八戸・普通」は1.05倍。第1次調査ではちょっと記憶にない低さです。
八戸東・普通」は1.14倍で、過去3年に比べるとちょっと低め。
募集人員200になって2年目となる「八戸北・普通」は1.16倍で、過去3年に比べればちょっと高め。
以上3つ(八・東普・北)は、今後の第2次調査から最終倍率までどうなるか、年によって動きが違うのでまったく読めません。
個人的には、この3校に関しては今年度はこのまま大きな変動はないのではないかと見ていますが(根拠なし)、どうなるでしょうか。

八戸東・表現」は0.70倍です。ここは本当に行きたい人が行くべきです。
倍率が低いから、などとという理由で選ぶのはやめましょう。
八戸西・普通」は1.07倍。過去6年、第1次調査は1.2倍台で、最終倍率は1.1倍台に落ち着く、というのがパターンでした。
今年は低めのスタートです。
八戸西・スポーツ科学」は1.58倍。ここはもともと別格の人気学科ですが、今年は一段と高くなっています。
実績や実技だけでなく、入試の点数も高いものが要求されそうです。

水産高・工業高・商業高

八戸工業」は前述のとおり、人気を集めています。
入試で点数をとらないと、しっかり落とされます。
第2志望学科での合格も(たぶん)ありません。
例年、第2次調査以降で学科間の人数の変化は見られますが、他の高校に変える受験生はあまり多くないような気がします。
1.3倍の入試を勝ち抜く点数が必要です。

八戸水産」と「八戸商業」は、「八戸水産・海洋生産」(1.09倍)の1学科を除いて、1倍を割っています。
ただ、安心することなく、入学したあとのことを考えて、基礎力を確実に身につけておきたいところです。

第2次調査の発表は1月上旬

今回の第1次調査は11月5日時点のものです。
三者面談を経て12月に行われる第2次調査では、例年、各学校・各学科間で結構な変動があります。

第2次調査の結果は、例年1月上旬に発表されています。
昨年度は、2024年1月9日でした。
また、最終の出願状況(最終倍率)は、毎年2月下旬に発表されています。

過去3年の第1次調査・第2次調査・最終出願状況まとめ

過去3年の第1次調査・第2次調査・最終出願状況をまとめました。
倍率の高いところから低いところに流れる傾向がある一方、第1次調査から最終出願まで高倍率のまま推移することもあります。
また、募集人員が30〜40と少ない学科(東の表現、西のスポ科、水産・工業・商業の各学科)は、特に倍率が変動しやすくなります。

また、定員割れの場合でも無条件で全員合格というわけではなく、高校が求める水準を満たせずに不合格になったケースも実際にあります。

そして何より、高校に入ったあとのことを考えてほしいと思っています。
高校入試はゴールではなくスタートです。
自分の夢や目標に近づくために、また高校生活を有利に進め、充実したものにするために、ぎりぎりで受かるのではなく、「入試の時点でその高校の上位4分の1ぐらいにいることを目標に」と、中3生には話をしています。

青森県立高校入試日まであと106日

令和7年度の青森県立高校入試は、2025年3月6日(木)に行われます。
あと106日(15週間と1日)です。
受験生のみなさん、第1志望合格を勝ち取るため頑張りましょう。

<参考URL> 【調査・統計】中学校等卒業予定者の進路志望状況(第1次調査)
https://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/kyoiku/e-seisaku/chousa04_1.html

<参考URL> 令和7年度 青森県立学校入学者選抜について
https://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/kyoiku/e-gakyo/senbatsu2025.html


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