2021.01.15
塾長からのメッセージ
明日1月16日(土)から2日間にわたり、センター試験から生まれ変わった『大学入試共通テスト』が実施されます。新型コロナの影響も不安視されましたが、全国での通常実施が決まっています。不安の中の受験となるかもしれませんが、受験生の皆さん、全力を尽くしましょう。
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2021年度入試からセンター試験がなくなり、大学入試共通テストへ変更されるという内容は数年前に発表され、長い時間をかけて今の形に落ち着きました。
いよいよ明日、どのような形で出題されるのかが明らかになります。
思い返すと、この共通テストは紆余曲折を経て今の形へと落ち着きました。
国語・数学への記述式問題の出題、英語での4技能試験導入など、予定されていたものが直前でなくなったものもありました。とはいえ、すべての受験生にとって条件は同じ。ここまで来たら目の前のテストのみに全神経を向けましょう。
平成29年・30年の2回に渡り、試行調査が行われました。問題を見た人はそれぞれに感想を持っているでしょうが、全科目を通じて読む量が増え、知識量だけでは勝負できないような問題構成になっていました。
その後、2020年に数回行われた各予備校の模試や、数社から出版された共通テスト予想問題集などでは、多少の違いは見られたものの、おおよそこのような形になるんだなというイメージはつかめたかと思います。
万が一これまで取り組んできた問題形式から大きく変わってしまったとしたら、それはすべての人にとって同じ状況です。そんな場合でも焦らず、自分の持てる力で臨みましょう。
すでに何度も耳にしていることかもしれませんが、前日・当日の過ごし方の注意点を簡単にお伝えします。
試験当日に絶対にしてはいけないことは寝坊・遅刻です。午前中から試験がある受験生は特に早く起きる必要があるため、前の日の勉強は簡単なチェック程度にとどめて早めに就寝しましょう。日付が変わって2時、3時まで根を詰めて勉強しても、次の日に力を発揮できなければ元も子もありません。
持ち物チェックも確実に。受験票は言うまでもなく、筆記用具なども前の日に用意を済ませましょう。なお、シャープペンシルだけではなく、鉛筆も準備しておきましょう。(マークが読み取れない可能性があるため、それを防ぐために鉛筆使用の必要があります)
2020年の模試は一般会場受験がなくなった回もあったことで、実際の会場での時間の使い方をシミュレーションできなかった受験生もいるかもしれません。ですが、科目間ごとの空き時間、昼休憩でどう過ごすかは考えておきましょう。
必ずすべきことはトイレに行っておくことと、試験科目で気になる点があればそこをまとめ参考書などで軽くチェックすることです。今年は周りの人と話すことが例年以上に強く禁止されると思いますのでその点は心配ないかもしれませんが、空き時間も無駄にしないように利用しましょう。
2日目も試験がある場合ですが、1日目が終わった後にしたくなるのが、自己採点です。自己採点自体に時間はそれほど取られることはないかもしれませんが、時間の問題ではなく、精神面の問題も考えると1日目の自己採点はしない方が賢明です。
難しいかもしれませんが、とりあえずは1日目の試験のことを忘れ、2日目の試験に集中してほしいです。
よくあるのが、ある特定の問題の答えがどうしても気になってしまうパターンです。答えを確認した時に正解していれば問題ないですが、もしも間違っていた時にはダメージが大きいです。(「やってしまったー」感が強く残ってしまう)
特定の問題だけではなく、全体の自己採点も同じ。万が一にも自分が考えていた点数とかけ離れていようものなら次の日への影響は大きいです。
1日目の文系科目のみの自己採点では見えてくるものも多くはなく、マイナス要素が強かった時の方が怖いです。2日目を安定した気持ちで受ける方を優先しましょう。
2021年度入試に向かう受験生の皆さんは、この一年、昨年までの受験生とは違う環境下での受験勉強を強いられてきたと思います。志望校の選定にも気をもんでいることでしょう。先が見えない不安は確かに多くの受験生が抱えているはずです。そんな中でも皆さんはこの一年間のほとんどを受験に向けて費やしてきたのではないでしょうか。明日・明後日はその力を発揮させることに集中し、受験の第一段階をいい形でクリアすることを目指しましょう。
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