2024.02.23
塾長が大切にしている事
小学校の卒業式まで残り1か月を切りましたね。この週末は卒業式の準備で忙しい保護者さまが多いのではないでしょうか?さて、勉強ナビでは新中学1年生(現小学6年生)を対象に、中学準備の授業を行っています。今日はその授業の内容や、大切にしている点についてご紹介したいと思います。
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お子様はこの時期、時間に余裕があります。部活動や課外活動があまりなく、卒業後は長い春休みとなります。この比較的、長期間にわたり時間がある時期はこれから先あまりありません。この時期に小学校で学習した内容を復習する良い時期となります。
また、子供たちは新しい学びの場、進学という初めての経験となります。中学校での学びにワクワクしている、もしくは不安になっている。そういう時期だと思います。勉強に関して、少しでも興味関心があるこの時期に勉強に取り組むことで、学習の吸収に良い効果があります。
では、小学校の内容の何を復習するか?です。ここでは一般的な復習、勉強ナビで行っている授業内容に沿ってお伝えしますね。
ずばり、国語と算数です。特に4年生から6年生までの範囲を復習することをお勧めします。理由は中学校に進学するための必要な学力は高学年の4年生から6年生の内容が主になるからです。時間がある方や勉強をがっちりやりたい方は他の教科の社会や理科、英語の復習もお勧めします。次からは国語と算数について復習するべき内容をお伝えいたします。
国語は2つの項目に分かれます
①漢字と②文章問題の読解です。具体的に勉強ナビの学習塾ではどのような授業を行っているか?説明します。
①漢字について
漢字は小学4年生から6年生までの新出の漢字で特に大事な漢字を総復習します。以前に学習した漢字なので、最初からテスト形式で行います。ここで大切なのは、テスト形式です。何も見ずに漢字を書いていきます。忘れている漢字はどんどん飛ばしてOKです。そして1ページ書き終わったらすぐに丸付けをしましょう。お子様の勉強法が心配の保護者の方は、丸付けは保護者の方がやっても良いです。そして、間違えた漢字やわすれていた漢字はその場で確認して、暗記です。この間違えた漢字と忘れていた漢字を暗記することがとても大切となります。
②文章問題の読解について
中学校に進学すると、主要教科が算数から(数学)となって、プラス英語となります。数学と英語が主要教科となり、小学生の時は国語と算数でした。よって国語は中学生になると勉強する時間がなかなかとれない教科になります。社会と理科は小学生の学習内容から覚えるべき量が増えて、複雑にあります。そのような点から国語の文章問題の苦手なお子様はこの時期に特訓をしてから中学校に進学することをお勧めします。また中学校に進学すると、敵機テストが年に4回から5回あります。そのテストでは必ず文章問題が出題されます。文章問題が苦手なお子様はぜひこの時期に問題に触れることをお勧めします。
この際に問題集の選ぶポイントですが、教科書準拠のワークではなくて、教科書の内容に沿っていない問題数を行うことをお勧めします。理由は教科書準拠ですど、学校の授業で勉強している内容なのでこの時期の復習としてはあまりお勧めしないです。新しい文章に触れることで、読書としても経験値があがりますし、初めてふれる問題を解くことで解く経験値もあがります。だから一石二鳥なんです。
文章問題も漢字と同じく、1ページもしくは2ページづつ丸付けをします。この丸付けは必ず保護者の方がしてください。塾では塾の講師が行いますが、ご自宅でお子様に丸付けと見直しを一人できる方は、ごくごく僅かです。丸付けと解説は保護者の方がぜひ一緒に行ってください。間違った問題の見直しは、どこにこたえのヒントがあるのか?もしくは答えはどこにあるのか?まずは場所探し。そのあとに、その場所のヒントの探し方や解くポイントをお伝えすることが大切です。多くの解説書にはそのことを書いていますが、お子様が一人でその解説を読んでわかることはなかなか難しいです。
次に算数です。算数も2つの項目にわかれます。
①計算と②文章問題(応用問題)です。具体的に勉強ナビの学習塾ではどのような授業を行っているか?説明します。
①計算問題
計算問題も漢字同様に、小学4年生から6年生までに計算問題を復習します。たし算、ひき算、かけ算、わり算。小数、分数、四捨五入などなど、お子様がつまづきやすい計算問題をセレクトしてお子様に解いてもらって、計算の確認をします。中学に進学すると、計算する機会が多くなり、また正確性とスピードを求めらます。なので、ミスなく早く計算できるように、この時期に計算問題を一通り復習しています。
②文章問題(応用問題)
文章問題が苦手なお子様は多いです。文章問題は、国語の文章問題ににています。まずは文章を読んで、問題の内容を把握することが必要です。国語力が低い方ですと、まずはここでつまづきます。次に式のたてかたです。式にするには、図を描いてから式を作ることをお勧めしています。文章から図でイメージ、そして式に落とし込む。今聞かれていることが何なのか?問題の内容をきちんと把握することがまずは大切です。
文章問題は1ページ解いたらすぐに丸付けをします。そして解けなかった問題や間違った問題は、すぐに見直しです。でもこの丸つけから見直しも、ぜひ保護者の方がついて一緒に見直しすることをお勧めします。見直しの際もぜひ図を描いて、お子様が理解できているか?確認しながら進めることをお勧めします。文章問題の解き方がわかると、算数が楽しくなり、中学校に進学した後の数学の学習意欲の向上にもつながります。
さて、最後に中学校での勉強に関してぜひ保護者の皆さまに知っておいてほしい点をお伝えしたいと思います。
小学校の時は、担任の先生が多くの教科を教える形式でしたが、中学校に進学すると教科ごとに教える先生が異なります。英語の先生、数学の先生のように。なので、お子様にとっては先生の相性や、わかりやすい、わかりにく。ということが小学生の時より多くなり、最初につまづきやすいのが教科担任制の点です。なので、入学してから1か月から2か月はこの点については気にしていただくことをお勧めします。
学校で行われる定期テストは本当に大切です。理由は高校入試の際の内申点に関わるテストとなっているからです。中学校に入学していないので、高校の話!?って思う方が多いと思いますが、3年後には高校入試があります。小学生から中学生になるスムーズさとはちょっと異なります。入試という試験があります。当日の試験が大切ですが、実は内申点もとても大切になっています。なので1回1回のテストでよい点数がとれるように勉強することをお勧めします。毎回、真面目に勉強することで、さらなる学力アップも期待できます。
小学校の授業よりスピード良く授業が進みます。また、難しい内容となっています。入学して4月5月の時期から勉強につまづくお子様もいます。もし、自分のお子様がそのようになりそうなら、すぐにサポートすることをお勧めします。サポートの内容もさまざまになりますが、大切なのはお子様への声掛けです。そしてどのような点で困っているか聞きだすことで、本人も少しほっとしますし、次のサポートにもつながります。ぜひ4月から5月のお子様の勉強面についてウォッチすることをお勧めします。
学校では毎日、宿題を出す学校が多いです。自主勉強ノートに毎日1ページなど。プリントの宿題などもありますね。この宿題は、必ずご自宅か塾、図書館などでやることをお勧めします。学校の休み時間にやったり、当日の朝、提出ぎりぎりに学校で宿題をやる生徒もいるようです。勉強の習慣はとても大切で、1日の生活のルーティーンとすることをお勧めします。まずは宿題は学校でなく、ご自宅などでやりましょう。また宿題がない日や学校が休みの土日など。進んで勉強できる環境づくりが大切です。自宅で勉強できる教材は是非あったほうが良いです。その教材は学校が休みの日に勉強するとか、お子様とルールを決めてぜひ勉強の習慣をつけてほしいです。教材を買ってそのまま放置って、結構聞きます。勉強ナビは授業以外の日でも自習エリアを開放しています。そのような教材の勉強を塾の自習時にすることもお勧めです。中学1年生はまずは勉強の習慣を身につけましょう。
最後に勉強のやり方について紹介します。勉強ナビの塾長である私(中嶋)の口癖でもありますが、勉強とは「できない」を「できる」にすることです。これは勉強の本質にもつながってくるのですが、どのような意識で勉強に取り組むのか?何を目的に勉強しているのか?もっと工夫すれば、短い時間で勉強できるのか?などなど、勉強のやり方全般を気にすることがとても大切になります。勉強をやらされているのでなく、自ら進んで勉強する。この意識を持つことで、学習効果は飛躍的に伸びます。
勉強のやり方には正解はありません。但し、正しい勉強法、基本の勉強法はあります。まずはその勉強法を勉強ナビではお伝えするので、まずはそこをきっかけに勉強のやり方を工夫してみませんか?
勉強ナビでは、日常の勉強法、テスト週間の勉強法、入試の勉強法について、適時お子様に正しい勉強法のヒントをお伝えしています。自ら工夫して勉強を進めることで、確かな学力アップにつながります。
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