2020.12.26
塾長からのメッセージ
最近のブログでは、高校生に向けた内容もお伝えしていますが、今回も中学生から高校生のみなさんに向けての内容です。数学勉強法と題していますが、他の科目でも考え方には共通部分があります。せっかく勉強しても効果は薄い、という勉強になってしまわないように、自己の勉強を振り返る際の参考にしてみてください。
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数学に限った話ではないですが、勉強をする際には一度間違えた問題を次に解いたときに自分の力で解けるようになっているかが非常に大切です。暗記が中心となる科目ではそれが「覚える」という行為につながります。せっかく勉強しても次に解いた時に同じような躓きをしていては中々成績にはつながりません。どんな問題も次に挑戦した時に自力で解けるようなところまで高めることを目標としましょう。
問題を解いて丸付けをする。間違った問題は色ペンを使って正しい答えを記入して終わり。という勉強をしている人はいないでしょうか。
問題を解いて丸付けをし、できた問題とできなかった問題を知るというところまでは何も問題ありません。ですが、本当の勉強といえる部分はその後から始まります。
正しい答えを書いているだけ、という人は是非以下を参考にしてみてください。
間違えた問題をそのままの状態にして次へ進んでしまい、さらに万が一復習をする機会がないとすると、その問題の解き方を理解する・覚える時間がないことになってしまいます。
そのため、
・問題を解く
・答え合わせ
・間違えた問題の解説等を確認し、解き方を確認・理解
・間違えた問題を解説を見ずに自分の力で解き直す
までをセットでする必要があります。
勉強した内容をその日の内であれば解くことができる状態を作ることができてこそ、何かが身についたといえるのではないでしょうか。
復習は次に取り組むまでの期間を意識しましょう。
例えば、
①当日 ⇒ ②次の日 ⇒ ③1週間後 ⇒ ④2週間後 ⇒ ⑤1か月後
のような間隔で復習できると定着度はよくなると思います。(あくまで一例です)
暗記に重点が置かれる英単語などでは毎日見ることが効果的なこともありますが、理解を伴った学習では上記のようなペースが無理なくできるのではないでしょうか。
復習するまでにあまりに空いてしまっていると、完全に忘れてしまって初めから勉強し直すということになりかねませんので、そこは注意してください。
ちなみに、復習する時には頭に解法が浮かびやすくなっているはずですので、最初の時よりも時間はかかりません。
最初は1日10問進めていたのが、復習ではその数倍のスピードで取り組むことも可能になります。
大切なことなので繰り返します。
問題を解いて丸付けしているだけでは、勉強の途中段階で止まってしまっています。このような解きっぱなし問題を増やすだけでは、勉強を続けても結果が出にくくなってしまうでしょう。
せっかく解いたのであれば、解法を理解した上で、自分の力で解けるところまで高めていきましょう。
勉強の時間は取ってはいるんだけど、なかなか伸びない、という生徒さんの声はよく聞きます。「時間をかけても出来るようになっていない」という悩みが浮かんだ時には、深い勉強が出来ているかどうかを自問してみて下さい。間違った勉強法を続けているとその効果はゼロとまでは言わなくても、ごく限られてしまいます。
正しい勉強法を目指し、やった分だけ結果がついてくる状態を目指しましょう。
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