2026.08.07
ラジオ番組放送内容
2026年8月6日第635回の放送内容です。
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今回のテーマは、八戸市内の小学生、中学生は、夏休みに突入しました。そこで約1ヶ月の夏休み、さて学校の宿題以外の勉強について、保護者の方は頭を悩ませることと思います。今日は、中学3年生を対象に社会について、私のほうからちょっとしたヒントをご紹介したいと思います。中学3年生は、入試に向けて本格的な勉強のスターとです。ぜひ、中学3年の方やの保護者の方には聞いていただきたい内容です。
今日は、中学生の社会の勉強方法について紹介します。
社会は「暗記科目だから、覚えれば大丈夫」と思っている人も多いかもしれません。
もちろん、覚えることは非常に重要です。
しかし、入試で点数を取るためには、ただ単語を暗記するだけではなく、覚えた知識を使って問題を解く力も必要になります。
そこで今回は、夏休みだからこそ取り組んでほしい社会の勉強法についてお話しします。
中学校の社会は、大きく分けると、
の3分野に分かれています。
高校入試でも、この3分野から幅広く出題されるため、どこか一つだけを勉強すればいいというわけではありません。
特に中学3年生は、2学期頃から公民を本格的に学習していきます。
そのため、この夏休みは、これまでに習った地理と歴史をしっかり仕上げる絶好のタイミングです。
「夏休み中に地理と歴史は完璧にする!」
くらいの気持ちで取り組んでみてください。
社会は、覚えていなければ解けない問題が非常に多い教科です。
逆に言えば、暗記するべき内容が明確なので、家庭学習でも取り組みやすい教科です。
数学のように「どうしても解き方が分からない」ということが少なく、基本事項については自分の力で勉強できます。
そこで、社会が苦手な人におすすめしたいのが、
「一問一答形式の問題集」
です。
まずは一問一答で、
「これは覚えている」
「これは覚えていない」
をはっきりさせましょう。
そして、ここが非常に重要です。
これを徹底してください。
例えば、
① 一問一答で問題を解く
↓
② 間違った問題を覚える
↓
③ もう一度テストする
↓
④ まだ間違えた問題を覚える
↓
⑤ 再度テストする
この繰り返しです。
「覚えたつもり」ではなく、実際に問題を解いて正解できるかを確認することがポイントです。
書店には一問一答形式の教材がたくさんありますので、自分に合ったものを一冊選んで取り組んでみるのもいいでしょう。
「社会をもっと得意にしたい!」
という人は、教科書を活用しましょう。
ただし、教科書を最初から最後まで全部ノートにまとめる必要はありません。
むしろ、それでは時間がかかりすぎます。
おすすめは、
自分が覚えていないところを見つけて、そこを重点的にまとめる
という方法です。
例えば教科書を読んでいて、
「この言葉、覚えていないな」
「この出来事の順番が分からない」
「この人物と出来事の関係が曖昧だ」
という部分があれば、そこをノートにまとめます。
そして、
まとめる→暗記する→テストする
という流れで勉強します。
ノートまとめをするのであれば、ただきれいなノートを作るだけではもったいありません。
おすすめなのが、オレンジペンを使ったノート作りです。
覚えたい重要語句などをオレンジペンで書いておき、暗記するときに赤シートを使います。
すると、自分で作ったノートがそのままオリジナルの問題集になります。
例えば、
「○○を行った人物は____である。」
という形で、赤シートで重要部分を隠して、自分で答えてみる。
これなら、
まとめる→覚える→テストする
という勉強が一冊のノートでできます。
夏休みは普段より時間があります。
だからこそ、こうした少し手間のかかる勉強にも挑戦できます。
ただし、注意してください。
ノートをきれいにまとめることが目的になってはいけません。
ノートまとめは、あくまで「覚えるための手段」です。
ここも大切です。
「教科書を勉強する」と聞くと、最初のページから最後のページまで全部読まなければいけないと思う人がいます。
そんな必要はありません。
自分が苦手としている部分を中心に読みましょう。
例えば、
「江戸時代が苦手」
「明治時代の政治がよく分からない」
「日本の工業地域が覚えられない」
というのであれば、その範囲を教科書で確認する。
そして、覚えていないところをまとめる。
苦手なところに時間を使う。
これが、効率のよい夏休みの勉強です。
一方で、社会が得意な人もいると思います。
すでに基本事項がある程度頭に入っている人は、いつまでも一問一答だけをやる必要はありません。
特に、八高・北・東など、より高いレベルを目指している人は、実践的な問題にもどんどん取り組んでほしいと思います。
おすすめの流れは、
問題を解く
↓
丸付け
↓
見直し
↓
間違った問題を覚える
↓
もう一度解く
です。
最初から「80点取れればいいかな」ではなく、
100点を取るつもりで解いてみる。
そして、間違った問題について、
「なぜ間違えたのか?」
「何を覚えていなかったのか?」
を確認しましょう。
社会は、たくさんの問題に触れることで入試問題への対応力が身につきます。
基本事項ができている人は、夏休みにどんどん実践問題へ進みましょう。
社会の中でも、
「歴史が苦手です……」
という人は結構多いです。
歴史は人物名、出来事、年号、政治、文化、経済など、覚えることがたくさんあります。
では、どうすれば覚えやすくなるのでしょうか?
私がおすすめしたいのは、
という方法です。
一つ一つをバラバラに覚えるのではなく、テーマを決めて時代を横断して覚えるのです。
例えば、「政治」というテーマでつなげてみましょう。
飛鳥時代なら、
大化の改新 → 大宝律令
平安時代なら、
摂関政治 → 院政
鎌倉時代なら、
源氏の政権 → 執権政治
そして、
建武の新政 → 室町幕府の足利氏による政治
というように、
「この時代には、どんな政治が行われていたのか?」
「その次の時代では、どんな政治に変わったのか?」
「中心人物は誰なのか?」
と、時代をつなげていきます。
こうすると、単語を一つずつ暗記するよりも、歴史の流れとして理解しやすくなります。
政治以外にも、いろいろなテーマで歴史をつなげることができます。
例えば、
各時代で、
「土地制度はどう変化したのか?」
「農民の生活はどう変わったのか?」
をつなげてみる。
「どんな産業が発達したのか?」
「どんな貨幣が使われたのか?」
「商業はどう発展したのか?」
を時代ごとにつなげる。
「どの国と貿易をしたのか?」
「何を輸入・輸出したのか?」
「なぜその貿易が行われたのか?」
をつなげる。
「どの時代に、どんな文化が生まれたのか?」
「代表的な人物は誰なのか?」
「どんな作品があるのか?」
をつなげる。
このように、テーマを一つ決めて歴史を見てみると、今までバラバラだった知識がつながっていきます。
ぜひ、こんなチャレンジもしてみてください。
「縄文時代から平成まで、時代の流れを自分の言葉で説明できますか?」
最初は難しいと思います。
しかし、
縄文
↓
弥生
↓
古墳
↓
飛鳥
↓
奈良
↓
平安
↓
鎌倉
↓
室町
↓
安土桃山
↓
江戸
↓
明治
↓
大正
↓
昭和
↓
平成
と、まずは大きな流れを確認します。
そのうえで、
「この時代に何が起こった?」
「なぜ次の時代に変わった?」
「代表的な人物は?」
「政治はどうだった?」
「経済は?」
「文化は?」
とテーマごとに深掘りしていきます。
これができるようになると、歴史の問題を解く力が大きく変わってきます。
社会の勉強で一番大切なのは、
暗記したら、必ずテストすること。
これです。
「見たことがある」
「ノートに書いた」
「教科書を読んだ」
だけでは、本当に覚えたかどうか分かりません。
だからこそ、
覚える → テストする → 間違える → 覚え直す → もう一度テストする
このサイクルを繰り返してください。
そして、基本事項が身についてきたら、実践問題へ。
歴史が苦手なら、テーマごとに「つなげて覚える」。
夏休みは、これまで習った地理・歴史を一気に復習できる貴重な期間です。
「夏休みが終わったときには、地理と歴史はかなり自信がある!」
そんな状態を目指して、この夏の社会の勉強に取り組んでみましょう。
社会は、やった分だけ知識が積み上がります。
そして、知識がつながってくると、今まで「ただの暗記」だった社会が、少しずつ「分かる科目」に変わってきます。
この夏はぜひ、**「暗記→テスト→復習」そして「つなげて覚える」**を意識してみてください。
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