2025.11.19
受験勉強
こんにちは、勉強ナビです。
中学生活も後半に入り、「そろそろ受験を意識した方がいいのかな?」という相談が中2の保護者の方から増えてきました。
よく聞くのは、
「受験勉強って、やっぱり中3からでいいんですよね?」
「まだ部活が忙しいのに、何をすればいいのかわからない」
という声。
もちろん、いきなり中3レベルの勉強を始める必要はありません。
でも実は、“中2の冬”から意識を変えた子が、中3で一気に伸びることが本当に多いのです。
今日は、「なぜ中2の冬が受験のスタートなのか」「今から何をすべきか」をわかりやすくお伝えします。
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春は思った以上に忙しい!
中3になると、気持ち的には「よし、受験勉強を始めよう!」と思っても、
実際には“勉強だけに集中できる時期”ではありません。
● 部活が最盛期に突入する
運動部は、6月中旬の三八中体夏季大会に向けて、1年で最も練習量が増えます。
部活動に延長がかかり、午後6時を超えることも珍しくありません。
特に新中3生は最後の大会になるので、部活に全力を注いで勉強が疎かに…… となりがちです。
● テストが続く
八戸市内の中学校は(というより全国的な傾向ですが)5月の定期テストを廃して、1学期の考査は1回だけのところがほとんどになっています。
ただし、その代わりに「単元テスト」を実施して、評価に入れるところが増えています。
したがって、単元ごとの細かいテストが多く、
「テスト勉強 → 終わる → 次のテスト準備」
が続きます。
受験の基礎固めに時間を割きにくいのです。
● 内申点の勝負が本格化
授業態度、小テスト、提出物。
この時期の評価が高校入試の調査書に大きく影響します。
この3つが重なるため、
「中3の春は勉強を始める前にスケジュールが埋まる」
という現象が起きます。
だからこそ、中2の冬は本当に貴重な時間です。
中3より余裕がある時期に、周りより一歩先に進んでおくことで、大きな差になります。
● 基礎固めがしっかりできる
数学の計算・比例反比例・1次関数
英語の文法・単語・語順の感覚
理科・社会の基礎知識
これらを冬に整えておくだけで、中3内容の理解スピードが格段に上がります。
● 中3の復習が「上乗せ」になる
みんなが春から基礎を始める中、
中2から動いていた生徒は、春から応用問題や融合問題に着手できます。
● 「中3最初の定期テスト」で勝てる
最初のテストで成功すると、「自信の貯金」ができます。
この自信が、その後の夏・秋の伸びを大きく左右します。
● 精神的に落ち着いて受験期を迎えられる
「準備ができている」という安心感は、勉強の集中力に直結します。
小さな積み重ねで大きな差が生まれる
中2の冬からやることは、難しい内容ではありません。
むしろ「本当に大事な基礎だけ」に絞ってOKです。
● ① 苦手教科の基礎固め
「中3になったら頑張ろう」は危険です。
中3内容は、中1・中2内容が「前提」になっているからです。
・英語:不規則動詞・文法・語順
・数学:計算・方程式・関数
・理社:覚え直しの時間を確保
この冬に穴をふさぐことで、中3での伸び方が段違いになります。
● ② 定期テストの「やりなおし習慣」を作る
点数に一喜一憂するだけで終わっていませんか?
解きなおしこそ、本当の勉強です。
● ③ 毎日15〜20分の勉強習慣
まずは短くてOK。
大事なのは「毎日続いている」という事実です。
習慣ができている子は、中3になってから一気に伸びます。
中2の冬を大事にしてほしい理由があるからこそ、
勉強ナビではこの時期の指導内容を大きく見直しています。
● 基礎徹底の授業+やり直し指導
苦手箇所の克服を意識して、必要に応じた「戻り学習」をやり、
中3の内容がスムーズに入るように準備します。
● 中3春に向けた学習設計
春の実力テスト・定期テストで成功できるよう、冬の段階で必要なカリキュラムを提示。
● 勉強習慣の定着サポート
勉強のやり方・計画の立て方まで丁寧にフォロー。
「自分で学ぶ力」を育てます。
受験は「早く準備を始めた人」が強い世界 です。
中2の冬は、そのスタートライン。
ここからの一歩が、中3の大きな伸びにつながります。
勉強ナビは、塾生一人ひとりの性格・生活リズム・目標などに合わせて、
無理のない受験準備を一緒につくっていきます。
「うちの子、何から始めればいい?」
「今の成績で希望校は目指せる?」
など、どんな相談もお気軽にどうぞ。
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