2021.03.23
受験勉強
受験生の心構えも4回目。
今回は『ケアレスミス』についてお話を進めていきます。
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テストが終わった後などによく聞く言葉、『ケアレスミス』。
皆さんはこの言葉にどのような印象を持っていますか?
「ケアレスミス」という言葉の響きを軽く感じてしまっている人はいないでしょうか?
日本語で訳すと「きちんと注意を払っていれば防ぐことが出来たミス」といったニュアンスでとらえられます。
「防ぐことが出来た」んだから次は出来るでしょ、という意識を持ってしまうこともあるかもしれませんね。
そのため、
「あー、ここケアレスミスだった。もっと取れていたのに。」
という言葉を聞くことになります。
でもちょっと待ってください。そう言い続けてしまっていると、なかなか次につながりませんよ。
ミスは誰にでも起こります。
ですが、そのミスをいかにしてしないようにするか、またしてしまったミスに試験時間中にいかに気付けるようにするかが大切です。
少々きつい言い方をすると、「ケアレス」であろうがなかろうが、「間違い」は「間違い」。得点にならなかった事実には何の変りもありません。
さて、みなさんの中には試験の最後に『見直し』をする時間を取っている人も多いのではないでしょうか。どうでしょう、この『見直し』中にミスに気づけて直した経験があるという人はどのくらいいるでしょうか。もしミスを直して点数につながったことがあるという人は、効果的な『見直し』が出来ていると言えそうです。
ですが、全員が全員なかなかうまく気づけるというものではないのも事実です。
では、どういう気持ちで臨むのが良いのでしょうか。
一つは、当然のことですが【一問一問ミスをしないように慎重に臨む】ことです。
そんなのあたり前でしょ、と言われそうですが、実は試験時間の50分から120分間(中学生から高校生が受ける試験時間)の間でも集中力は上下しています。
どんなに集中力を高く持とうと努力しても、全時間フルで集中しているのは至難の業。集中力が切れたタイミングで問いている問題にミスが起きてしまう可能性があります。そのため、「出来そうな問題」でも慎重に取り組むことが必要です。
もう一つは、見直しの時に「間違っている」ことを前提に見直すことです。
どういうことかというと、一度答えを出してしまった問題は、多くの場合1回目と同じテンションで臨むことは不可能です。
そのため、間違っていることを前提に『間違い探し』をするつもりで臨むとよいのではないでしょうか。その結果間違いがなければそれはそれでOK。そのくらいの気持ちで臨んでほしいということです。
問題によってミスが起きやすいところはあるのでしょうか。
理系科目では何といっても四則計算のミスが多いです。
特に+・-の扱いの部分には慎重になりましょう。数はあっているのに+-が間違っている解答にはこれまで何度も出会ってきました。
全科目共通で言うと「問題文を正確に読んでいない」というのもあります。
これは『ミス』で片づけてしまいたくない部分ではありますが、読み違いというミスの一種ととらえることも多いですよね。
特に高校生では「not 問題」系にありがちです。「当てはまらないものを選ぶ」のに、正しい答えを選んでしまうパターンです。
正直、私自身もTOEICの問題などでやってしまうことがある類のものです。
同じ種類で英語で見ると、速読を意識するあまりに起こる読み違い、綴りミスもありがちですね。
「quit, quite, quiet」
等は速く読むとどれも似て見えてしまいます。
綴りを書く時も同様、本当は知っている単語を綴りミスしてしまうのは非常に残念です。
ここでありがちなミスを出したのには理由があります。
ミスの仕方を知っていると、逆にそれを回避することにつなげられることがあるためです。
「自分は〇〇というミスをしがちだ、だからそういう問題が出てきたら気を付けよう」とあらかじめ準備できるのですね。
「誤っているものを選べ」という部分を見たら瞬時に線を引いたり丸を付けておく。「ほーら来た」くらいの気持ちで迎え撃ってあげましょう。
計算であれば即座に検算する癖や最後に必ず+-だけを見直す癖をつけるなども効果的でしょう。
自分に合った方法を見つけ出し、いかに減らすか考えながら普段から勉強に取り組んでみましょう。
試験において満点を取るのが難しいというのは皆さんの共通認識だと思います。
もちろん、問題の難易度というのもありますが、ミスをしないというのがそれと同じくらい大変な作業だからです。
大変とはいえ、なくす努力は続けなくてはなりません。なくなるものじゃないからと開き直ってしまっては元も子もなくなります。
意識を高め、少しずつでも減らす努力をしてみましょう。
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