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成績票の見かた / 素点、平均点、学年順位、偏差値

成績票の見かた / 素点、平均点、学年順位、偏差値

2020.10.11

類家青葉校

三次考査が終わって2週間が経ちました。
改めて一人ひとりの成績や答案、書いてもらった反省点などを確認して、四次考査対策の準備をしているところです。

点数だけでは判断できない

今回、Aくんは、前回(二次考査)に比べて点数は下がりましたが、学年順位は上がりました。
一方、Bさんは、点数は上がりましたが、順位は少し下がってしまいました。

Aくんの学校では今回の問題が難しく、みんな点数をとれなかった……
Bさんの学校は平均点が高く、まわりはBさん以上に点数をとった……
ということなのですが、そのあたりは問題や答案を見て、生徒からの話を聞いて、そのうえで成績票などのデータを見ないと、正確な判断はできません。
点数だけをみて褒めたり、逆に注意したりすると的外れなことになってしまうので、自戒の念も込めて書いておきます。

平均点と学年順位も見る

素点(点数)というのは「100点満点のうち何点」とはっきり出るのでわかりやすい反面、問題の難易度に大きく左右されます。
素点だけでなく、平均点や教科ごとの学年順位なども合わせて見ていく必要があります。

私が中学生の頃は、教科ごとに偏差値を出して、5教科の偏差値を合計して学年順位を決めるという、実に複雑なシステムでした。
これではさすがにわかりにくいということなのか、いつの間にかこのシステムはなくなったようですが、それなりに理にかなったものではあったと思います。

もちろん偏差値も万能ではなく、平均点が低いテストでは、上位層の偏差値は特に高く出る傾向にあります。
逆に平均点が高ければ、100点をとっても偏差値60そこそこということもあります。

全県テストの成績票

全県テストでは偏差値を計算して、偏差値で志望校の合格判定を行っています。
全県テストの難易度は「やや難」で一貫しており、受験者数も多いので、出てくる偏差値は概ね信頼できるものと考えています。
判定は多少厳しめですが、それも毎年のことなので、塾生と保護者の方には過去のデータと比較して説明しています。

実力テストの成績票

実力テストは、校内偏差値が出ます。
ただし、これは少し注意が必要です。
学校ごとの平均点(および点数の分布)には結構な差があり、同じ点数でも校内偏差値は違って出てきます。
また、過去のデータを調べると、概して平均点が高い学校、そうでない学校というのはたしかにあるのですが、学年によってそれが逆転することもよくあります。
さらに、実力テストは、学校ごとの実施日が最大で1か月ぐらいずれることもあります。
重要な資料ではありますが、いろいろな状況を加味して分析する必要があると思います。

定期考査の成績票 / 大事なのは、できない問題をできるようにすること

定期考査は、素点のほかは平均点と学年順位しか出ないので、それらを元に各教科の推移を見ています。
ただ、今までいろいろと述べてきましたが、本当に大事なのは数字の分析よりも、できない問題をできるようにすることです。
どの問題ができなかったか、いまの実力で次にできなければならないのは何か、など中身を見て次に向けての対策を立てることです。
塾生と一緒にしっかり対策して、次に備えたいと思います。

本日、入試特訓(後期)第2回

入試特訓(後期)の第2回、青葉校は、下長校・根城校より1週遅れで今日17時から行います。
当然、来るべき11月の「全県実力四次考査」テスト3連発を意識しています。
まずは全県テストと実力テストですが、そこで良い流れができれば、四次考査対策も快調に進むはずです。
扱うのは社会と理科です。
実戦形式の問題を解き、内容の解説だけでなく見直しのしかた、今後の勉強の方針についてもまとめます。

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