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塾内にも「緊急事態宣言」

塾内にも「緊急事態宣言」

2020.04.23

類家青葉校

4月16日、緊急事態宣言の対象が青森県を含む全都道府県に拡大されたことで、勉強ナビ内でも塾長から「緊急事態宣言」が発令されました。
翌17日午前には塾長から、「4月20日からは3教室で授業を行わず、オンラインによる勉強会に切り替える」可能性を検討する方針が出され、午後からはその準備が猛スピードで動き出しました。

「緊急事態宣言」発令後の舞台裏

当時(といっても、たった6日前ですが)の社内メールや手元のメモを見返すと、いま行っている「オンライン勉強会」と「メール報告」の基本的な方針は、塾長が17日に最初に示した「イメージ」からほとんど変わっていません。

・18日(土)までは通常どおり授業。次の週は通塾はなしとする。
・オンラインで毎日家庭学習の管理をする。塾の宿題と学校の宿題の進捗管理。
・確認は1日2回。11時から12時の間、15時から16時の間。平日の日中に勉強することをイメージ。
・なるべくZoomで。難しい場合は、FAXやメール、電話でも。
・全塾生を対象とする。
・4月28日までの宿題を出し、その進捗管理。学校の宿題も進捗管理する。
・その他オンライン学習会

いま、私たちがやっているのは、ほぼこのとおりのことです。
この段階では、まだ市内の小中学校や高校が休校になるか、正式には発表されていませんでしたが、そうなる可能性も見据えて、ここから準備を始めることになります。

そして、膨大な準備作業と並行しつつ、18日にはすべての保護者の方あてに、
・4月28日までの通塾なし
・オンライン学習会の実施
・原則1日2回の塾生からのメールによる学習進捗報告
などの方針をお伝えしました。

映像授業の活用

もちろん、準備の段階でやりかたが変わったところもあります。
時間をかけて準備したものの、結局、「ボツ」になったというのもあります。
ただ、一つの武器になったのは勉強ナビの映像授業でした。
休校のため授業が進まない学校が多いので、前の学年の苦手箇所をつぶすことが中心になります。
学校の宿題でも塾の宿題でも、前の学年の問題演習が中心になります。
しかし、問題を見ても解きかたがわからない。
そんなときに映像授業で内容を思い出し、あるいは再び学びなおし、解けるようになる。
普段であればもちろん塾で直接教えますし、今もオンラインで質問対応をしていますが、その代替手段としてかなり効果を上げています。
塾生が映像授業を見れば記録が残りますが、今週は塾生の利用率も格段に上がっていることが確認できます。

オンライン学習会の実施

そして、オンライン学習会です。
これについては、塾長が熱く語っていますので、そちらに譲ります。
塾長は下長校の塾生を対象に行っていますが、根城校と青葉校でもまったく同じ状況です。
塾長ブログで触れていますが、保護者の皆さまのご理解とご協力が何よりも大きいものでした。

■ オンライン勉強会で八戸の子供たちをサポートします!(塾長ブログ、4月20日)
https://juku.educreation.co.jp/director-blog/1193/

青葉校でも、保護者の協力に感謝

青葉校でも、18日から19日にかけて、各ご家庭でZoomのインストールや接続テスト、そして塾生が直接使うためのメールアドレスの準備などを行っていただきました。
慣れない方には大変な作業だったと思います。
また、青葉校までお越しいただき、一緒に設定作業を行ったご家庭もいくつもあります。
その結果、青葉校でもほとんどの方が19日までに準備が終わり、初日の21日から「オンライン勉強会」「メール報告」とも、大きなトラブルなく動き出すことができました。
また、下長校・根城校と同様、勉強会の参加率も非常に高く、メール報告についてもほとんどの塾生が2日目にはもう習慣として定着したようです。

青葉校では、午後のメールでは、勉強内容のほかにひとこと添えるように指示しています。
「今日おぼえたこと」でも、「ふと思ったこと」でも、「何かに対する不満!」でも、「今日やったお手伝い」でも、なんでもかまいません。
普段は無口に見える塾生から意外なひとことが飛び出したり、オンライン勉強会での改善点をもらったり、普段と方法を変えたことで新たな発見がたくさんあります。

突貫工事ではあったが

はじまりは、例のウィルスによる緊急事態宣言の拡大でした。
決してポジティブではない、非常にネガティブな理由で、突貫工事を余儀なくされました。
しかし、塾長の緊急事態宣言からは、忙しくはありましたが、多くのポジティブな発見を得ることができました。

いや、実はその前から準備はしていました。
これも塾長ブログにありますが、以前から「ネット塾」でネットを使った指導は行っています。
また、今年度スタートした高校生の「自立学習コース」は、オンライン映像授業の「学びエイド」とZoomを用いた学習コーチングとを組み合わせています。
部活などで忙しい高校生のために、毎週の通塾なしでも大学受験対策ができるコースとして用意したものです。

企画・準備は昨年度から始まっていて、例のウィルスが広がる前から準備を進めていたものです。
その土台があったからこそ、今回「緊急事態」に対応して一気にシステムをつくりあげることができたのだと思います。
もちろん、これで終わりでも完璧でもありません。
塾生の学びを止めないことを最優先に、さらにいろいろな手段を使って、塾生が実り多い学習ができるよう工夫していきます。

おわりにひとこと

2月と3月の入試で合格した新高1生(青葉校1期生)から、マグカップをもらいました。
ふたつき、すべり止めつき。色も良い。
もちろん保温・保冷。
重心が低くて、安定していて使いやすい。
さらに、分解して洗える。すばらしい。
ありがとう。
そして、それぞれが選んだ高校で、皆いきいきと頑張っていると教えてくれました。
そのことにも、ありがとう。
しかし…… その高校も、今週から休校になってしまいました。
一日も早く、それぞれのやりたいことが思いっきりできるようになることを心から願っています。

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