夏休み中の小学生の残りの勉強について

2022年8月10日第428回の放送内容です。BeＦＭラジオを聞き逃したかたはぜひユーチューブでご覧ください。 https://www.youtube.com/channel/UCHGU-R6P1lljtZWtvZcfi1A?view_as=subscriber

テーマ

今回のテーマは、小学生向けです。夏休みが残り１４日と２週間ありますので、残りの夏休み中の勉強のヒントについて、私からお伝えしたいと思います。

内容

ここでは学校の宿題以外の勉強についてお伝えします。夏休み中は学校の授業がないので、一学期の総復習を行うことをお勧めします。今日は算数と国語についてお伝えします。まずは算数です。一学期の内容はどの学年も比較的難しくない内容で、計算が主だったと思います。だからこそ完璧にしたいですよね。算数が苦手な方は教科書に載っている問題を解くことをお勧めします。教科書の問題は基本的問題が多く、例題もありますので自分で勉強しやすい点がメリットです。保護者の方が一緒に勉強できる場合は、１ページ問題を解いたら、すぐに丸つけ、そして間違った箇所はなぜ間違ったか？お子様と一緒に確認をしましょう。ここで間違った勉強のやり方として、問題を５ページや１０ページ解いて、一気に丸つけをする方です。これだと、もしたくさん間違った時に見直しをする気にならないですよ。勉強は丸つけ後が本当の勉強です。できないをできるにするために、何ができていないのか？原因をきちんと把握し、理解して、覚えて、解けるようにする。このステップをふみましょう。

もう一つ、学校で行われたプリント問題が多くの学校では夏休み前に戻ってきていると思います。そのプリントは皆さんファイリングもしくはまとまってありますか？ぜひこの夏休み中にプリントで間違っている問題だけを再度解き直しをすることをお勧めします。間違っている問題の解き直しってなかなか小学生はやる機会がないと思います。実は塾では保護者の方にプリントをもらってきてもらい、夏期講習中に解き直しをしています。プリントを見ると一学期のお子様の苦手箇所が一目でわかりますよ。ここまでが算数です。

次は国語です。国語は、一学期の漢字を総復習しましょう。国語力は、漢字を書く力と読解力、文章を書く力と言われています。特に小学生は漢字の重要性は保護者の方が重々承知だと思います。苦手なお子様ほど、漢字の復習を行いましょう。ではどのようにしていやるか？です。本屋さんに教科書準拠の漢字ドリルを売っていますので、一番手っ取り早いのがこれだと思います。解く時のポイントは算数と一緒で１ページ解いたらすぐに丸つけ、間違っている漢字を暗記してまたすぐテスト。この繰り返しです。漢字ドリルを買わなくても、教科書を使って新出漢字のテストは工夫するとできます。保護者の方は大変かもしれませんが、もし一緒に漢字テストができるなら、保護者の方が口頭で問題を出して、子供が漢字を書くやり方がとても有効です。親子でゲーム感覚で漢字テストですね。

国語でもうひとつ、読解力のトレーニングについてです。国語の文章題の読解が苦手な方は教科書の内容の問題がいいので、本屋さんで教科書準拠の問題を購入し行うことをお勧めします。こちらも１つの文章の問題国語だと２ページになると思いますが、２ページ解いたらすぐに丸つけ、そしてみな直しです。国語の長文の見直しは小学生の方ですと一人でできないので保護者の方が一緒になって見直しをすることをお勧めします。

文章読解が得意な方は、教科書の内容でなく、まったく初めてみる文章に触れることをお勧めします。本屋さんに文章読解のトレーニング問題などありますのでそちらがお勧めです。ポイントは教科の内容でないものでトレーニングです。こちらも見直しは親子で一緒にやりましょう。

以上ですね。夏休みだからできる勉強って、ちょっと考えるとまだまだあります。小学生って勉強に対する目標ってなかなかないですよね。中学生、高校生だと定期テストがあるのでそれが一つの目標になるかと思います。そこで小学生にお勧めしているのは、漢字検定や算数検定をうけることです。１年間に何度か検定がありますので、私たちの塾では小学生にはこの決定を受験されることをお勧めしています。学校の授業をきちんとわかることも大切ですが、目標に向かって勉強するということも小学生が意識させたく、行っています。ぜひ夏休み中に漢字検定や算数検定の対策ドリルなどを購入して勉強することもいいですよ。