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【詳報】令和6年度青森県立高校入試志望倍率(第2次調査)-青森県教育委員会発表

【詳報】令和6年度青森県立高校入試志望倍率(第2次調査)-青森県教育委員会発表

2024.01.10

青森県高校入試情報

こんにちは。
2024年(令和6年)1月9日、青森県教育委員会から県内中学3年生の「進路志望状況第2次調査」の結果が発表されました。
調査は2023年12月12日現在で行われたもので、各高校の志望者数と志望倍率が出ています。
その概要をお知らせします。

本記事は、「令和6年度入試」に関するものです。
「令和6年度入試」とは、令和6年度の入学者を選抜する試験であり、令和5年度の中3生が受験するものです。

八戸西高スポーツ科学科 1.20倍、八戸西高普通科1.19倍、八戸工業高建築科 1.17倍

当塾の塾生が主に志望する三八地区の高校では、「八戸西・スポーツ科学」の1.20倍が最も高くなっています。
八戸西・普通」が1.19倍、「八戸工業・建築」が1.17倍です。

第1次調査では、1.51倍の「八戸工業・建築」を筆頭に、1.28倍の「八戸東・普通」など非常に高い倍率のところもありましたが、それに比べれば若干均されたと言えます。

第1次調査(11月)からの推移

八戸・普通」(1.18倍→1.10倍)は、だいたい例年どおりの倍率に収まってきた感じです。

八戸東・普通」(1.28倍→1.14倍)は第1次調査で高い倍率が出たために、第2次調査では回避した受験生がある程度いたのではないでしょうか。

八戸東・表現」(1.20倍→0.90倍)も普通科同様、第1次調査は高かったのですが、第2次調査では1倍を切りました。
しかし、もともとの定員が30名と少なく、1名増えれば倍率は0.03~0.04上がります。
また1倍以上に戻る可能性も十分にあると見ています。

注目の「八戸北・普通」(1.06倍→0.99倍)は、募集人員が従来の240から200に減りました。
第2次調査では197人の0.99倍でした。
北高志望者から「人数が減って良かった」という声が出ていますが、安心してはいけません。
北高は例年、第2次調査から最終出願にかけて、志望者数の変動が大きいのが特徴です。
もともと潜在的な人気は非常に高く、昨年度は第2次調査237人→最終出願253人、2年前は242人→252人、3年前は235人→261人と、毎年最終的に志望者が増えています。
油断せずに、入試までやるべきことをきちんとやって備えましょう。

八戸西・普通」(1.21倍→1.19倍)、「八戸西・スポーツ科学」(1.30倍→1.20倍)。
西高は両学科とも高止まりという印象です。
特にスポーツ科学科は特徴ある人気学科であり、志望者数はこれ以上減らずに厳しい入試になると予想します。

難しいのは6学科を擁する「八戸工業」です。
第1次調査では「建築」(1.51倍)が1.5倍超え、隣接する「土木」(1.03倍)も1倍を超えていました。
第2次調査ではこれがだいぶ均された印象です。
最高倍率の「建築」が1.51倍から1.17倍に下がりましたが、それ以外の学科も概ね1倍前後。
土木」(1.03倍→0.69倍)は第1次調査の反動で第2次調査は下がりすぎた感もありますが、逆に最終出願まで受験生の揺り戻しも考えられます。
第2志望学科の選択も重要になるでしょう。

第2次調査の後も最終出願まで変動あり

過去の例を見ると、第2次調査の後も各高校・学科ごとの志望者数はまだ変化します。
最終出願倍率は、正直なところまったく読めない状況です。

特に、八戸工業の6学科(各35人)、八戸東・表現(30人)、八戸西・スポーツ科学(40人)などは学科の募集人員が少ないため、倍率が変動しやすくなります。

1倍を切った学校・学科も要注意

今回の結果を見て、「倍率が低い」とか、「1倍を割っている」からといって安心してはいけません。
第2次調査は12月12日時点のもので、三者面談を経て行われているはずのものですが、前述のとおり、最終出願までは各学校・各学科間で毎年かなりの変動があります

また、最終的に定員割れした場合でも、無条件で全員合格というわけではなく、高校が求める水準を満たせずに不合格になったケースも実際にあります

今年度+過去3年度の第1次調査・第2次調査・最終出願状況をまとめました

↓ 画像が表示されない場合は再読み込みしてください。


何より、高校に入ったあとのことを考えてほしいと思っています。
高校入試はゴールではなくスタートです。
自分の夢や目標に近づくために、また高校生活を有利に進め、充実したものにするために、ぎりぎりで受かるのではなく、入試の時点でその高校の上位4分の1ぐらいにいられるようにと、中3生には話をしています。

第2次調査の結果(八戸市内の県立高校)

学校名学科募集人員出願者数受験倍率
八戸普通2402631.10
八戸東普通2002271.14
表現30270.90
八戸北普通200(40減)1970.99
八戸西普通2002381.19
スポーツ科学40481.20
八戸水産海洋生産35290.83
水産食品35160.46
水産工学35190.54
八戸工業機械35310.89
電気35330.94
電子35351.00
土木35240.69
建築35411.17
材料技術35371.06
八戸商業商業80490.61
情報処理40260.65

最終出願状況の発表は2月下旬

最終出願状況(最終倍率)は、例年2月下旬に発表されています。
昨年度は、2023年2月21日でした。

青森県立高校入試日まであと55日

令和6年度の青森県立高校入試は、2024年3月5日(火)に行われます。
あと55日。残り8週間を切りました。
受験生のみなさん、第一志望合格を勝ち取るため頑張りましょう。

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