2022.12.13
青森県高校入試情報
こんにちは。
2022年(令和4年)12月1日、青森県教育委員会から、県内中学3年生の「進路志望状況第1次調査」の結果が発表されました。
調査は2022年11月15日現在で行われたもので、各高校の志望者数と志望倍率が出ています。
すっかり遅くなってしまいましたが、その概要をお知らせします。
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12月2日付デーリー東北の見出しが ↑ これです。
県立高校の志望倍率は0.98倍(前年比-0.02)で、調査開始(1976年)以降の最低となったとのことです。
確かに軒並み1倍を割る高校・学科が見られますが、進学校や人気学科では依然として安心できない倍率になりそうです。
当塾の塾生が主に志望する三八地区の高校では、「八戸東・普通」の1.32倍が最も高くなっています。
1.2倍台では、「八戸西・普通」(1.24倍)、「同・スポーツ科学」(1.28倍)、「八戸工業高」の「機械・電子・建築・材料技術」(1.20~1.26倍)などがあります。
八戸高普通科は1.16倍です。
進学校のなかでは、「八戸東・表現」(0.90倍)と、「八戸北・普通」(0.93倍)が、現時点では比較的低めです。
また、八戸工業の2学科、八戸水産・八戸商業の各学科は現時点で1倍を割っています。
ただ、「倍率が低い」とか、「1倍を割っている」からといって安心してはいけません。
今回の第1次調査は11月15日時点のもので、三者面談を経て12月に行われる第2次調査では、例年、各学校・各学科間で結構な変動があります。
過去3年の第1次調査・第2次調査・最終出願状況をまとめました。
倍率の高いところから低いところに流れる傾向がある一方、2020年度の八戸北のように、第1次調査から最終出願まで高倍率のまま推移することもあります。
また、八戸工業などは学科ごとに募集するため定員が少なく(各35人の6学科)、倍率が変動しやすくなります。
第二志望学科も慎重に選ぶ必要があるかもしれません。
また、定員割れの場合でも無条件で全員合格というわけではなく、高校が求める水準を満たせずに不合格になったケースも実際にあります。
そして何より、高校に入ったあとのことを考えてほしいと思っています。
高校入試はゴールではなくスタートです。
自分の夢や目標に近づくために、また高校生活を有利に進め、充実したものにするために、ぎりぎりで受かるのではなく、入試の時点でその高校の上位4分の1ぐらいにいられるようにと、中3生には話をしています。
学校名 | 学科 | 募集人員 | 出願者数 | 受験倍率 |
八戸 | 普通 | 240 | 278 | 1.16 |
八戸東 | 普通 | 200 | 263 | 1.32 |
表現 | 30 | 27 | 0.90 | |
八戸北 | 普通 | 240 | 224 | 0.93 |
八戸西 | 普通 | 200 | 247 | 1.24 |
スポーツ科学 | 40 | 51 | 1.28 | |
八戸水産 | 海洋生産 | 35 | 20 | 0.57 |
水産食品 | 35 | 13 | 0.37 | |
水産工学 | 35 | 7 | 0.20 | |
八戸工業 | 機械 | 35 | 43 | 1.23 |
電気 | 35 | 23 | 0.66 | |
電子 | 35 | 42 | 1.20 | |
土木 | 35 | 22 | 0.63 | |
建築 | 35 | 42 | 1.20 | |
材料技術 | 35 | 44 | 1.26 | |
八戸商業 | 商業 | 80 | 55 | 0.69 |
情報処理 | 40 | 35 | 0.88 |
第2次調査の結果は、例年1月上旬に発表されています。
昨年度は、2022年1月6日でした。
また、最終の出願状況(最終倍率)は、毎年2月下旬に発表されています。
令和5年度の青森県立高校入試は、2023年3月7日(火)に行われます。
あと84日です。
受験生のみなさん、第一志望合格を勝ち取るため頑張りましょう。
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