「ゴールデンウィークはこれをやる！」リストをつくろう

小・中・高とも、新年度新学期の2週目が終わろうとしています。
クラス替えがあった学年の皆さん、新しいクラスにもそろそろ慣れてきたでしょうか。
1年生の皆さん、新しい学校には…… まだ慣れないですよね。

中学校の授業は、小学校の何倍もの速さで進む

先週はガイダンスや自己紹介や検診・写真撮影やNRT検査や部活動紹介や、早い学校は修学旅行まで、いろんな行事があって学校の授業もほとんど進まなかったと思います。
今週から、各学年の授業が本格的に進んでいきます。

特に気をつけなければならないのは、新中1と新高1の皆さんです。
言われていることだと思いますが、

中学校の授業は、小学校の何倍もの速さで進む
高校の授業は、中学校の何倍もの速さで進む

ということです。
毎年、特に新中1と新高1は学校のペースについていくのが精いっぱいで、遅れ気味になる塾生も多々見られます。

最初のテストはすぐにやってくる

そして、塾として言っておかなければならないことがもう一つあります。
もうだいたいお分かりだと思いますが、

最初のテストはすぐやってくる

ということです。
たとえば、第三中の一次考査は5月15日。
類家青葉校では「テスト14日前までに英語・数学ワークの1周目（既習範囲）を終わらせよう」と言っていますが、その「テスト14日前」がゴールデンウィーク中（5月1日）にやってきてしまうのです。

※ なお、下のブログのとおり、今年度は5月の考査を実施しない中学校が増えていますが、そうなると6月末の「新・一次考査」の出題範囲が膨大な分量になります。
したがって、5月の考査がある学校と同じように、習った範囲はその都度しっかり自分のものにしていくことが大事になります。

再来週はゴールデンウィーク

ということで、早いもので再来週にはもうゴールデンウィークがやってきます。
ゴールデンウィークは大いに羽を伸ばしてもかまいません。
ただ、勉強のことも、事前に考えておいてほしいところです。

今年は、3連休のあと、カレンダーの黒い日が3日挟まって、また4連休という、あまり良くない並びかもしれません。
4月30日（火）～5月2日（木）は普通に学校があるので、「大型10連休！」のようなことにはなりません。
どこかに遊びに行くにしても、初めの3連休か終わりの4連休のどちらかということになるでしょう。

そこで、どちらかの連休は勉強に割り当ててほしいと思っています。
「毎日14時間勉強しなさい」などとは言いません。遊んでもOKです。
ただ、連休中「勉強時間ゼロ」は避けましょうということです。
（もちろん14時間やってもいいですよ……）

ゴールデンウィークのやることリストをつくろう

類家青葉校では、中学生・高校生の塾生向けに、ゴールデンウィークのやることリストを準備中です。
① 9日間の勉強時間、② GW中にやること、③ GW中にやったこと の3つを記録する用紙です。

長い連休を漫然と過ごすことのないよう、無理のない範囲で計画を立てて実行してもらいます。
類家青葉校は4月30日（火）～5月2日（木）の3日間、教室を開けます。
※ 当塾全体の年間休日のため通常授業は休みですが、テスト勉強会と自習対応は行います。
第三中、工大二高附属中や高校生はテスト勉強会も実施しますので、そこで中間確認も行います。

ちなみに、私は「情報I」をやります

塾生に「やれ」と言うだけではいけないので、自分もテーマを決めてやります。
ゴールデンウィークは大学入学共通テストの「情報I」をやります。

相変わらず「情報I」に関する情報が少なく困っています。
新課程の高3生（2006年度生まれ）は、新科目「情報I」のほか、国語に謎の第3問「実用的な文章」が追加されたり、地歴公民の科目内容変更があったり、数学も「II・B・C」になったり「統計的な推測」がねじ込まれてきたり、謎だらけの入試改革の1年目に当たってしまい、本当に気の毒に思います。
入試をつくる人たちには「受験生を翻弄するな」と声を大にして言いたい。
しかし、文句を言っても始まりません。
我々は出された問題で点数をとらなければならないのです。

今のところ、高3塾生の志望校では、「情報I」の配点は半分（50点）に圧縮されるところがほとんどで、「情報I」にはあまり時間を割かない、英・数・理など他に時間を割くべきところに力を入れる、という基本戦略で良いと考えています。

とは言え、とりやすい問題はしっかりとる、周りの受験生に差をつけられない程度に頑張る、というのは必要です。
そのあたりのポイントを、このゴールデンウィークで考えたいなと。
そんなところです。

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