2022.04.06
ラジオ番組放送内容
2022年4月6日第410回の放送内容です。BeFMラジオを聞き逃したかたはぜひユーチューブでご覧ください。 https://www.youtube.com/channel/UCHGU-R6P1lljtZWtvZcfi1A?view_as=subscriber
今回のテーマは「中1の勉強 小学校との違いは?」について紹介したいと思います。ぜひ中学生の方や保護者の皆さんに聞いていただきたい内容です。
・物理的に・・・時間が伸びる 45分授業が50分に。たった5分だけど1日6時間と考えると30分の違い、一週間だと2時間30分の差にまでなる。
・「教科担任制」のため、教科ごとに先生が変わることになり、担任の先生以外の複数の先生から指導を受けることになる。
・単元は同じものも多い。算数「文字と式」「比例」「図形の基本」 理科「雲と天気」「電
流」「動植物」「水溶液」社会「歴史全般」「日本国憲法」など、中学校で学習する一部は
小学校でも学習することになっている。 では、何が違うか?
・より深く学ぶことになる。小学校では10階建てピラミッドの1階部分の学習。
中学では2~4階くらいまでのより細かな内容を抽象的に勉強することに。この点では小学校の勉強がしっかりできていると有利に働く。
・教科の細分化。社会は「地理」「歴史」「公民」。理科は「1分野」「2分野」高校に行けばさらに細分化される
・覚える量が数倍に。授業のスピードも小学校の比ではない。
・教科書を進めるのに余裕があるため、予習・授業・復習の課程を学校である程度進めてもらえる。
・中学校でも宿題は出されるが、それ以外の勉強をいかに自分で進めるかがポイントとなる。英語の予習と全教科の復習を自分で進めることの大切さ。
・3年後のゴールがよりはっきりとなる。 高校入試という大きなゴールを見据えて勉強する必要がある。中学受験もあるがごく1部。県南地域だとウルスラ・工大二高付属・三本木中のみ
・そのゴールも考えた時、年4~5回のテストが重要に。小学校のような単元別テストではなく、数ヶ月間で勉強した内容がテストに出されることになる。
・小学校では80点くらいであたり前、100点取る人も多い内容だったが、定期テストでは範囲が広いこともあり点数は少し下がってしまう。(もちろん中には100点取る人はいる)
・このテストの結果が成績につながり、その成績は高校入試につながる
・小学校では△〇◎またはABCの3段階評定だったものが1~5の5段階評定へと変わり、そのまま調査書点、いわゆる内申点へと通ずることになる。
・青森県では、この調査書点が3年間の全体で見られるため、1年生の時から気を抜くことが出来ない。来年になったらがんばろう、などと言っていると失った時間が大きかったことに後で気付くことになる。
特に今年以降の新1年生は
・教科書改訂が行われる。3年間で学ぶ内容が大幅に増える。
・特に英語に関しては1年生の負担増の割合がとても大きい。
・最初の内は楽、ともし聞いていたらそれは間違いだと気づかされると思うので、勉強面では最初の内から集中して取り組んでほしい。
・学校によっては5月に一次考査が行われる。そこで思うような勉強が出来ないと、後に大きく響いてくる。
・小学校から中学校に上がった時に勉強面での一番大きな変化と言えるのがこのテストに関するもの。小学校では教科単元別に○○点だった。この単元苦手、で済ませられるが、中学校では5教科で○○点となり、そして順位が出されることに。いやでも点数への意識が高くなる。
そして、小学校にはなかったテスト対策期間というものが設けられ、テストが重要であることをそこでも意識させられることに。
・毎日コツコツと積み重ねることが全て。予習や復習、宿題は当たり前に取り組むものとし、それ以外に自分の勉強を少しずつでも進めたい。
・今回のテストくらいはちょっと点数が取れなくても、という気持ちが後々大きく響いてくるので、毎回のテストを常に本気で向き合っていくことが必要になる。
・部活や学校行事、友達との付き合いなど、全体的に小学校の時より忙しいと感じるかもしれない。それらのことも大事だが、中学生にとっては勉強が本分。オンとオフを使い分け、毎日コツコツと取り組みましょう。
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