中3土曜特訓実施中 ／ 勉強ナビ類家青葉校

勉強ナビでは毎年1月から2月にかけて、中3生を対象とした土曜特訓を4回実施しています。

八戸下長校 1月25日（土）・2月1日（土）・8日（土）・15日（土）
類家青葉校 1月18日（土）・25日（土）・2月15日（土）・22日（土）

類家青葉校では、第1回（1月18日）の英語と第2回（1月25日）の数学まで終了しました。今回はその模様を簡単にご紹介します。

第1回 英語

扱う内容は、毎年参加する塾生の志望校や現在のレベル、得意不得意などを考慮して決めています。今年度は、八高・北高・東高の受験生が多いため、長文読解を中心とした難しめの内容にしようかとも思いました。しかし、全県テストの答案などを確認していると、英文を書く際に基本的な文法の間違いや冠詞や時制などのミス、訳し漏れなどが散見されました。

そこで今回は、「正確な英文を書く」をテーマに、和文英訳の集中特訓を行うことにしました。

本当に基本的な部分の英訳なので、全問正解してほしいところですが、やはり細かいミスがたくさん出てきました。

たとえば最初の問題は「私は学生です。」
当然、答えは I am a student. ですが、a を抜かして （×） I am student. とした誤答が必ず出てきます。
（今年度は1人だけでしたが、昨年度は半分ぐらい a を抜かしていました。）

また、訳し漏れの問題も注意が必要です。
「私は、彼女は今家にいると思います。」
答えは I think that she is at home now. ですが、「I think (that) 〜」と「現在進行形」の2つの山をクリアして油断していると、now（今）を訳し忘れたりします。

ということで、このようなミスをなくすためのポイントを確認しました。こんなに簡単な文でも「正確に書く」というのは難しいものです。毎日、19時30分の時点で教室にいる中3生（授業だけでなく自習で来ている中3生も）には、数題の和文英訳問題を解いてもらっています。コツコツ積み重ねて、得点力を身につけてほしいと思っています。

第2回 数学

数学については、普段の授業や自習で過去問1セットを時間を計って解く練習や分野ごとの復習を厚めにやっているので、ちょっと変わった趣向ということで古い入試問題を扱うことにしました。

題材を探すために過去の問題をいろいろと見ていました。今の中3生が生まれたのは2009年度で、その年度末に行われた平成22年度（2010年3月実施）の高校入試問題が全体的におもしろい内容だったので、それを選びました。

自分が生まれた年の問題ということで、いつもと違った気合が入ったのではないでしょうか。15年前の問題なので、現在の高校入試とは出題傾向が異なっている部分もありますが、難易度的には意外とそれほど変わっていないようにも感じます。

今年度の類家青葉校の中3生は、どちらかといえば数学で苦戦している（言い換えれば国語・社会が高得点）塾生が多いので、残りの期間で数学をどうカバーしていくか、一人ひとり考えていきたいと思います。

まとめ

中3生にとっては残された時間は限られていますが、計画的に学習を進めることで確実に成果を上げることができます。今回の特訓を通じて、英語と数学のそれぞれの課題を把握し、着実に改善を図っていきます。類家青葉校の土曜特訓は今週と来週はお休みして、2月15日（土）に第3回・社会、22日（土）に第4回・理科を行います。勉強ナビでは、塾生一人ひとりの志望校合格に向けて、最後まで全力でサポートしていきます。