2学期のつまずきを冬休みに取り戻す！ やるべき3つの勉強

こんにちは、勉強ナビです。
2学期は学習内容が難しくなるため、気づかないうちにつまずきが増えやすい学期です。ここを放置して冬休みに入ると、3学期の授業が急に理解しにくくなり、成績が大きく落ちる原因にもつながります。今日は、冬休み前から取り組むことで「2学期の弱点を短期間で取り戻す3つの勉強」を紹介します。

結論

2学期のつまずきは「単元を戻る順番」を間違えると改善しません。
冬休みに取り戻すポイントは

・計算や語彙（国語・英語）などの基礎を固める
・2学期で学んだ重要単元だけを絞って復習する
・正しい勉強のやりかたに直す

この3つです。

1 基礎を固めると復習効率が3倍になる

数学は計算、英語は単語と文法の基礎が少しでも弱いと、その上にある2学期の内容が理解できません。特に多いのは

・基本的な計算に時間がかかる
・英単語の暗記が不十分

これらは「覚えていないから解けない」のではなく「基礎の定着不足」が原因です。覚えたことは瞬時に引き出せて問題を解くときに使えなければなりません。冬休み前の1週間で、毎日少しずつでも基礎を確認しなおすだけでも、その後の復習スピードが大きく変わります。

2 重要単元だけに絞って復習する

2学期は範囲が広く、また冬休みも夏休みよりは短いため、全部やろうとすると中途半端になります。特に復習するべき単元は次の通りです。

・中1 数学 比例と反比例 / 英語 be動詞と一般動詞の整理
・中2 数学 一次関数 / 英語 to不定詞と動名詞
・中3 数学 各自弱い分野を選ぶ / 英語 長文の読みかたか英文法で弱い分野を選ぶ

まずはその学年の「点が動きやすい単元」だけを復習すると、短期間で成果が出やすく、3学期に向けて自信を取り戻せます。

3 勉強のやりかたを見直す

つまずきが起きる根本原因の多くは、内容ではなく「やりかた」にあります。例えば

・問題を解きっぱなしで直しをしない
・丸つけだけでなぜ間違ったか考えない
・大事な部分をノートにまとめすぎて時間がなくなる

この3つは、冬休みに改善すると成績の伸びが目に見えて変わります。特におすすめは

・解いた問題に
「できた・解き直し不要 → ○」
「できた・解き直し必要 → ○△」
「できなかった・解きなおし必要 → ×△」
「できなかった・解きなおし不要 → ×」 （難しすぎる問題）
の4段階の印をつける
・間違えた理由を1行だけ書く

この2つ。効果は非常に大きいです。勉強の効率にもつながります。

冬休みにどこまで戻るべきか ～個々の状況に合わせた復習の方向性～

2学期の内容が難しく感じられる場合、いきなり2学期の単元を復習しても効果が出にくいことがあります。特に、数学の計算や英語の基礎文法に不安がある子は、理解が追いつかず「解いても分からない」状態になりがちです。

先ほどは、「2 重要単元だけに絞って復習する」としましたが、こうした場合は、2学期の範囲にこだわりすぎず、思い切って

・1学期の復習
・前学年の基礎に戻る

という選択をした方が短期間で成果につながります。

例えば

・計算が不安な子は、まず正負の数や文字式の計算を確実に
・英語が苦手な子は、be動詞と一般動詞の整理、単語と不規則動詞の暗記を

これらを整えることで、3学期のスタートが大きく変わります。戻ることは遠回りではなく「最短ルート」です。

勉強ナビではこうサポートしています

冬休み前から「弱点の特定」「復習の優先順位づけ」「正しい勉強のやりかたの指導」をセットで行っています。特に

・テストごとの弱点分析
・冬休みの勉強計画作成
・直しのやりかた指導

を行うことで、短期間でも成果が出る学習を組み立てています。

まとめ

2学期のつまずきは、冬休みの取り組みしだいで十分に取り戻せます。
基礎の再確認、重要単元の優先復習、勉強のやりかた改善の3つを整えることで、3学期のスタートラインが大きく変わります。

勉強ナビでは、12月23日（火）から冬期講習を実施します。
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