2020.12.15
八戸下長校
12月12日(土)16:30より高校入試対策【社会科歴史】を実施いたしました。先週の国語に続きいつもの個別形式ではなく集団授業として行い、青森県の高校入試の傾向とそれに向けての暗記の仕方の実践を行っています。正しい戦略で残りの期間の勉強を進められるコツをお伝えしました。
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社会科や理科を中心に、勉強では暗記は避けられません。
その暗記ですが、やり方によっては効率が非常に悪くなってしまうことがあります。特に何かほかのことをしながら取り組む「ながら暗記」は効率を落とす一つの要因となりますので気をつけましょう。ラインやメールなどでのやり取りをしながら暗記をするなどもっての他。暗記に取り組むと決めたらその間はスマホに手をかけないようにしましょう。
人は好きなものに関しては早く、多くのことを覚えられます。
好きなアイドルグループに関しては、そのメンバーの名前はもちろん、誕生日や血液型、そしてそのグループの歌の歌詞なども難なく覚えられたという経験はないですか?
勉強を好きになるのは言葉でいうほど簡単ではないかもしれませんが、その科目に対して「好き」という感情を持つことで記憶力は上げることができるかもしれません。「好き」とまではいかなくても、過度のマイナスイメージを持ったままでの勉強は避けるようにしましょう。
どうしても好きになるのが難しい場合には回数を増やすことが一番です。
覚え方のポイントはいろいろありますが、どのような覚え方をするにしてもある程度の回数をこなし、長期記憶へと移行させることが必要となるためです。
なかなか覚えられないとあきらめる前に、もう少し繰り返してみましょう。
教科書の最初から最後まですべての事項を暗記しようと思っている人はいないでしょうか。
もちろん、教科書内容は中学生に学んでほしい大事なことが書かれていますのでそれ自体を頭から否定するつもりはありません。ですが、限られた時間を有効に使うために少しの工夫をしてみることもお勧めします。
過去問は受験勉強に欠かせないツールです。
もちろん形式変更がある場合がないとは言い切れませんが、それでも出題傾向をつかむことで「何が」「どのように」聞かれるかをつかむことができます。そしてそこに向けての勉強に意識を向けることができるのです。もしもまだ過去問に1度も目を通していないという人はとりあえず最新年度のものだけでも見てみてください。全県テストの問題を復習することもいいですが、それでも過去問を見ておくことは必須です。
問題集を解きながら覚えていく、教科書の重要部分をノートに一度書き出す、など暗記の方法は人それぞれだと思います。
ただ闇雲に丸暗記に走るのではなく、
・全体の流れを先に把握
・出来事の因果関係をつかむ
・各時代における共通項を使う
など少しの工夫で暗記効率が上がります。
過去問から青森県で出題されている分野を見抜き、よく出される時代・分野を先に完成させてしまうのもいい方法ですね。
いわゆるゴリ押しの暗記もいいですが、できるだけ効率化を図り、1科目だけがほかの科目の負担になってしまうという状況は避けるようにしましょう。
↓↓前回の『国語読解』の様子はこちらからどうぞ
歴史の授業で学習することはかなりの量になりますが、そのすべてが入試で問われるわけではありません。
歴史に限らずどの科目でも「何が」「どのように」出題されているかは意識しておいてほしいところです。
全く出されることのないことに多くの時間を費やしてしまった、ということのないように、勉強の仕方を工夫してみましょう。
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