2020.03.13
類家青葉校
3月10日(火)、県立高校入試が実施されました。
受験直前期にいきなり学校が休校になり、学校でも各家庭でも塾でも対応に追われるなかでの異例の入試になりました。
面接もなくなり、「面接は苦手なので良かった」、「高校への想いを伝える準備をしていたのに残念だ」など、中3生からはいろいろな声が聞かれました。
毎年、塾長が青森市まで行って、入試の解答を各教室に送ってきます。
今年は史上最速、理科の試験が終わった14時10分の数分後には5教科の解答が出揃い、受験生を迎える準備が完了しました。
試験を終えて、最初の中3生が青葉校に来たのが15時20分。
そこから、一人またひとりとやって来て、自己採点に突入です。
「今年は簡単だった」、「数学の傾向が変わった?」、「社会、昨日おぼえたのが出た!」
反応はさまざまですが、それぞれがきちんと自分の答案をつくりきれたようで、良かったと思います。
中3生、今まで本当によく頑張りました。お疲れさまでした。
これから合格発表までの間、中3生は落ち着かない日が続きます。
例年であれば、毎日卒業式の練習で忙しく、多少は気も紛れるところです。
しかし今年は、前日に短時間の予行練習をするだけという学校も多く、一人でいる時間も長くなります。
うまく気分転換をしながら、高校入学後の準備も兼ねてもう一回、苦手箇所の復習などをしてほしいと思います。
わからないところがあれば、塾でも、メール・ZoomなどでもOKなので、質問してください。
中3生の入試が終わったということは、中2生にとっては入試まであと1年をきったということです。
学校も休みですので、このタイミングで、先輩が受けた入試問題をぜひ見てみてほしいと思います。
3月10日の問題は、県教育委員会のホームページで見ることができます。
■ 令和2年度青森県立高等学校入学者選抜学力検査問題
http://www.pref.aomori.lg.jp/bunka/education/senbatsu-nyuusenmondai_2020.html
ただし、国語の長文問題や社会の資料の一部などは掲載されていません。
3月11日付けの新聞にはすべて載っていますので、購読しているご家庭は活用してください。
また、3月12日の塾長ブログで、今回の振り返りと来年度に向けての対策をお伝えしています。あわせてご覧ください。
■ 令和2年度青森県立高校入試について考えてみた
https://juku.educreation.co.jp/director-blog/802/
当然ですが、中3で習う範囲からもたくさん出題されています。
今の時点で解ける問題は多くないので、問題を眺めるだけでもかまいません。
その際には、各教科の入試問題がどういうつくりになっているかを確認してください。
[1] 放送による検査
[2] 漢字
[3] 古典(今年は漢文)
[4] 長文読解問題(説明的文章)
[5] 長文読解問題(文学的文章)
[6] 200字作文
試験時間は50分(うち、10分ぐらいは放送)です。
[4]・[5] は、いまは問題の文章を読むだけでもかまいません。
入試までには、このような長い文章を短い時間で読んで、解答をつくる力が必要になります。
今年の [6] は、非常に書きにくいと思います。自分だったらどう書くか、考えてみてください。
時間制限が厳しい教科です。読解のトレーニングを今日からでも始めたいところです。
[1] 放送による検査
[2] 資料をみながらの対話 語順整序・英作文(20語以上)
[3] 電話での応答 適文補充
[4] 読解問題・英作文など
[5] 長文読解問題
試験時間は50分(うち、10分ぐらいは放送)です。
長文を読む力、英文を書く力が問われます。
いまは習っていない文法・単語が多いので、眺めるだけでかまいません。
英語が得意な人は、辞書で調べながらチャレンジしてみてください。
また、放送問題 [1] の配点が高く、27点です。
普段からCDなどを活用して、教科書本文や英単語のリスニングをしたいところです。
[1] 小問集合
[2] 方程式・図形・確率など
[3] 三平方の定理・図形の計量・相似など
[4] y=ax^2
[5] 一次関数など
ここからの3教科は、試験時間45分です。
中2生は、[1] に注目してほしいと思います。
(1) が1問3点、(2) 以降が1問4点、[1] だけで43点になります。
1問ごとの配点が高く、基本的な問題を落とさないことが大事だとわかるでしょう。
(1)のエとオ、(3)、(6) 以外は、中2生でも解けます。29点満点でどれぐらいとれるでしょうか。
[2]の(1) と [5] は、難しいですが解けます。数学が得意な人はチャレンジしましょう。
それ以外は、中3の範囲が絡んできます。
[1] 地理(世界)
[2] 地理(日本)
[3] 歴史(江戸時代まで)
[4] 歴史(明治時代以降)
[5]・[6] 公民
[7] 三分野融合問題
[1]~[4] は地理と歴史です。いまの実力でどれぐらいとれるでしょうか。
これはぜひ解いてみてほしいと思います。
定期考査とは雰囲気がかなり違うでしょう。
[1] 小問集合(生物・地学)
[2] 小問集合(物理・化学)
[3] 生物(細胞分裂など)
[4] 化学(水溶液、溶解度など)
[5] 物理(電流、発熱量など)
[6] 地学(水蒸気、雲のできかたなど)
中学理科は、大きく4つの分野(物理的分野、化学的分野、生物的分野、地学的分野)に分かれます。
そして、4つの分野から25点ずつ、均等に出題されています。
中2で解ける問題と中3の範囲の問題とが混ざっていますが、理科が好きな人はチャレンジしてみましょう。
中2生は、入試まであと1年をきりました。
先輩の中3生に聞くと、皆「あっという間だった」と言っています。
また、学校が休校になっているため、いま勉強するかしないかで大きな差がつきます。
さらに、来年度は授業の進度が遅れて、入試直前に十分な問題演習ができない可能性もあります。
志望校合格に向けて、いまからスタートしましょう。
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