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【一般・特色化】 令和8年度 青森県立高校入試 募集割合

【一般・特色化】 令和8年度 青森県立高校入試 募集割合

2025.07.10

青森県高校入試情報

本記事は、令和7年度(2025年度)の中3生に関するものです。
なお、本文中では「受験」ではなく、発表された資料にある「受検」で表現を統一しています。

こんにちは、勉強ナビです。

昨日(2025年7月9日)、青森県教育委員会から「令和8年度青森県立高等学校入学者選抜における求める生徒像・選抜方法等一覧」が発表されました。

青森県教育委員会 – 令和8年度 青森県立学校入学者選抜について
https://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/kyoiku/e-gakyo/senbatsu2026.html

募集割合

まずは、八戸市内の全日制7校(八・東・北・西・水・工・商)の募集割合です。

学校名学科名一般選抜
募集割合(%)
特色化選抜
募集割合(%)
八戸普通9010
八戸東普通・表現8020
八戸北普通9010
八戸西普通
スポーツ科学
90
50
10
50
八戸水産海洋生産・水産食品・水産工学7030
八戸工業機械・電気・電子・土木・建築・材料技術8020
八戸商業商業・情報処理8020

八戸高校、八戸北高校、八戸西高校の普通科は「一般90%、特色化10%」、
八戸東高校、八戸工業高校、八戸商業高校は「一般80%、特色化20%」、
八戸水産高校は「一般70%、特色化30%」、
八戸西高校のスポーツ科学科は「一般50%、特色化50%」となっています。

一般選抜と特色化選抜

青森県立高校の選抜方法には2種類あります。
一般選抜と特色化選抜です。

一般選抜

一般選抜はよく知られていると思います。

各高校・学科の受検生について、3月に実施される学力検査の得点(500点満点)と調査書の評定の合計(135点満点)を、それぞれ高いほうから順位をつけて合格者を決めます。

一例として、八戸東高校普通科の一般選抜の欄から抜粋します。
他の高校も概ね同じような感じですが、一部異なるところもあります。
特に、八戸西高校スポーツ科学科は、学力検査と調査書の評定のほかに「実技検査の得点(120点満点)」が加わります。
各高校・学科で異なりますので、県教育委員会のHPでもご確認ください。

【八戸東高等学校 普通科】
一般選抜(募集人員の80%)
 学力検査の得点(500点満点)の順位、調査書の評定の総計(135点満点)の順位を基に下記のように群分けを行い、Ⅰ群、Ⅱ群、Ⅲ群の順に選抜する。
 選抜にあたっては、調査書の記載内容と面接を考慮しながら、求める生徒像に照らして総合的に判断し選抜する。
・Ⅰ群… 学力検査と調査書の順位がともに一般選抜人員の100%以内にあるもの。
・Ⅱ群… 学力検査又は調査書のいずれかの順位が一般選抜人員の100%以内にあるもの。
・Ⅲ群… 学力検査と調査書の順位がともに一般選抜人員の100%以内にないもの。
【備考】面接はA、B、Cの3段階で評価する。

特色化選抜

こちらはまさに「特色化」なので、各高校・学科によって選抜の基準が大きく異なります。

ただ、一部を除くと、学力検査の得点と調査書(教科の評定、特別活動、部活動)をもとに、「調査書の記載内容と面接を考慮しながら、求める生徒像に照らして総合的に判断し選抜する」というのが基本的な流れです。

なお、学力検査の得点については、八戸高・八戸東高普通科・八戸北高では、国語・数学・英語の得点が2倍で800点満点となります。当然、この3教科が重視されることになります。
八戸商業高校では、学力検査は半分の250点満点になりますので、調査書重視と言えます。
八戸西高スポーツ科学科は、実技検査の点数が加味されます

一例として、八戸東高校普通科の一般選抜の欄から抜粋します。
各高校・学科で異なりますので、県教育委員会のHPでもご確認ください。

八戸東高等学校 普通科
特色化選抜(募集人員の20%)
1 各選抜資料の配点(合計1040点)
 ⑴ 学力検査の得点 800点
   国語・数学・英語の得点を各2倍とする傾斜配点を行う。
 ⑵ 調査書 240点
  ア 教科の評定         210点満点
    (3年間の全教科の評定+3年間の5教科の評定)
     *5教科とは国語・英語・数学・社会・理科のこと。
  イ 特別活動       最大 10点(生徒会活動、学級活動、学校行事)
  ウ 部活動等       最大 20点(入賞歴及び活動歴)
2  上記の1を基に調査書の記載内容と面接を考慮しながら、求める生徒像
に照らして総合的に判断し選抜する。
【備考】面接はA、B、Cの3段階で評価する。

選抜順序

発表された資料では、選抜の順序についても記載されています。
八戸市内の全日制7校(八・東・北・西・水・工・商)すべてで、

選抜順序 <①一般選抜 ②特色化選抜>

となっています。

ここまで例に挙げてきた八戸東高普通科であれば、まず「①一般選抜」で募集人員の80%を選抜して、残りの受検生から「②特色化選抜」で募集人員の20%を選抜します。

したがって、基本は「①一般選抜」で合格できるように、5教科の勉強をしっかり頑張りましょう、ということになります。
たまにいますが、「『②特色化選抜』狙いで!」みたいなことは、あまり考えないほうがよいでしょう。

面接・実技検査等

発表された資料では、「面接およびその他の選抜資料等」についても触れられています。

面接は全学校の全学科で実施される予定です。
八・東・北・西は集団面接(1組5名程度)で、面接委員が1組2名。
水産・工業・商業は個人面接で、面接委員が1組2名。自己PRが求められますので、特に準備が必要です。

実技検査は、八戸市内の高校では八戸西高校スポーツ科学科のみの実施です。
(普通科志望で、スポーツ科学科を第2志望にする受検者を含む。)

一例として、八戸東高校普通科の一般選抜の欄から抜粋します。
各高校・学科で異なりますので、県教育委員会のHPでもご確認ください。

八戸東高等学校 普通科
面接及びその他の選抜資料等
1 面接
 ⑴ 面接方法
   集団面接(1組5名程度)
 ⑵ 面接委員の構成
   1組2名
 ⑶ 所要時間
   1組10分程度
 ⑷ 面接内容
  ア 志望の動機
  イ 中学校における活動状況
  ウ 高校生活への抱負
  エ 将来の進路希望
  オ その他
 ⑸ 評価の観点
  ア 関心・意欲
  イ 協調性
  ウ 態度 等

まとめ

今回は、昨日発表された「令和8年度青森県立高等学校入学者選抜における求める生徒像・選抜方法等一覧」について簡単にまとめました。
各高校がどのような選抜方法を採用しているのかを知ることで、どのような生徒を求めているかも(わずかですが)見えてきます。

第一志望合格を目指す中3生にとって、夏から秋にかけての過ごしかたがカギを握ります。
前述のとおり、「①一般選抜」での合格を目指しましょう。
7月・8月はとにかく基本重視。
基本的な問題は、見た瞬間に方針が浮かび、ミスなく短時間で正解できるように、徹底的に勉強しましょう。
揺るぎない基礎力をしっかりつけられるかどうかで、秋以降の伸びが変わってきます。


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