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中学生 英文法の確認には教科書のあのページを使おう

中学生 英文法の確認には教科書のあのページを使おう

2020.08.22

類家青葉校

青森県立高校入試の英語では、英文を書かせる問題が多く出題されています。
直近の令和2年度入試でいえば、20語以上の条件英作文 [2] (3)、応答が成立するような英文を書く [3] (1)、本文の内容に関する英問英答 [4] (2)、和文英訳 [4] (3) などです。
平成28年度からは、リスニングの [1] にも、英文の記述問題が1問出されています。
合計で40点以上の配点があります。

英文で答える問題は正答率も低く、苦手とする受験生も多いのですが、正解の英文自体は基本的で簡単なものです。
したがって、基本的な英文を書ければ、入試での点数を大幅にアップさせることが可能なのです。

教科書のあのページを使う

そのための土台づくりとして、8月12日の夏期講習「中3集中ゼミ」7コマ目では、基本文の復習を行いました。

やることはシンプルです。
教科書の巻末にある「基本文のまとめ」のページを使います。
各LessonのPointに挙げられた基本文が英語・日本語と左右に並んでいます。
そこで、左の英語を隠して、右の日本語を見て英語に直すのです。

「集中ゼミ」では、1・2・3年の教科書から25文を選んで塾生に書いてもらいました。
これが、毎年のことですが、なかなか書けません。
塾での普段の指導を反省しなければならないところですが、同時に、中3生には定期考査対策と入試対策の違いを痛感してもらう良い機会であるとも考えています。

定期考査対策と入試対策は違う

定期考査対策では、試験範囲が現在完了であれば、現在完了を使った文だけ何十問も練習します。
しかし、この勉強では、3年間の学習内容から満遍なく出題される入試には対応できません。
今までに習ったすべての文法事項からどれを出されても答えられるような勉強をする必要があります。
……という当たり前のことですが、日々の課題に追われる中学生はこのことがわかっていない、あるいはわかっていても手が回らない、勉強のしかたがわからない、という人が多いようです。

そこで、英語が苦手な人も、英語に自信がある人も、まずは「基本文のまとめ」を一度試してみてください。
今の自分がどれぐらい英文を書けるか(どれぐらい書けないか)が確認でき、次にやるべきことが見えてくると思います。

お知らせ(三次考査対策)

勉強ナビでは、入試対策と並行して三次考査対策も準備中です。
まだ1か月以上ありますが、体育祭・秋季大会などであっという間にテスト週間がやってきます。
中1生・中2生は早めのスタートで、テスト週間が始まる前に、今まで習った範囲を完成させましょう。

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