ホーム

>

ブログ

>

類家青葉校

>

中学校の勉強はどうなっているか … 主に新中1生へ

中学校の勉強はどうなっているか … 主に新中1生へ

2020.04.10

類家青葉校

八戸市と階上町の小中学校は、入学式・始業式だけ行って、4月17日まで休校としているようです。
高校は、細心の注意を払いつつ授業を行うところが多いようですが、一部の私立では分散登校、高専は遠隔授業を実施するようです。
「さすが高専」という感じですが、学寮に住む市外出身の生徒さんが多いという事情もあるのでしょうか(学寮は閉鎖)。

中学校の勉強はどうなっているか

今日は、主に新中1生のために、中学校の勉強がどうなっているかを説明します。
お兄さん、お姉さんがいる人は、直接聞いてみるのもよいでしょう。

国語・数学・英語

この3教科は、だいたい教科書の順番どおりに進みます。
特に、数学と英語は「積み上げ教科」と呼ばれます。
「前に習ったことを使って新しいことを勉強していく」という意味で、1か所つまずくとその次もわからなくなってしまうことが多いです。

数学で言えば、どの学年も教科書の「第1章」は計算のしかたを学ぶ内容で、第2章以降で「第1章」の計算を “のっつり” 使っていきます。
だから、「第1章」の内容はとても重要です。
中1は「正の数・負の数」、中2は「式の計算」、中3は「式の展開と因数分解」、いずれもただ計算できるだけでなく、九九を唱えるようなスピード感で答えを出せなければいけません。

英語も同じです。
前の Lesson までで習った文法や単語は、次の Lesson では「当然覚えているもの」として “わっつり” 出てきます。
例えば Lesson 1 で「but(しかし)」という単語が出てきて、Lesson 3 ぐらいでまた「but」が出てきたとき、「あれ、but て何だっけ?」ではいけないわけです。
英単語が大事だという話は最近ずっとしていますが、本当に大事です。
塾では来週から予習に入りますので、しっかり勉強していきましょう。

社会・理科

中学校の社会・理科は、進み方がちょっと複雑です。
社会は、中1・中2は地理と歴史を交互に勉強します。
地理・歴史のどちらから始めるか、どのタイミングで歴史(または地理)に移るかは、学校によって異なります。
中2までで地理全部と歴史のほとんどを終わらせて、中3は歴史の残りと公民を勉強します。

理科は、教科書の順番どおりには進みません。
中学理科は、大きく4つの分野に分かれます。
・植物の生活と種類(生物的分野)
・身のまわりの物理現象(物理的分野)
・身のまわりの物質(化学的分野)
・大地の変化(地学的分野)

今は、難しく考えなくてかまいません。
「なんか4つに分かれている」、それだけでよいです。
問題は、どの分野から始まるかが学校によって異なることです。
始業式で教えてもらった場合は別ですが、ほとんどの人は学校が再開したらどこを勉強するか、わからないと思います。

したがって、学校が始まるまでは、数学と英語と漢字を中心に勉強しましょう。
(中2・中3は社会・理科・国語の文法もやりましょう。)

次回予告

このあと、年5回の定期考査、内申点、高校入試の話もしたかったのですが、長くなるので次回にまわします。
高校入試はまだ先のことだと思っている人が多いでしょう。
でも、中1のうちからしっかり点数をとっておかないと、中3になって行きたい高校に出願できなくなるかもしれません。
そのあたりの仕組みと、中2生・中3生で内申点に不安のある人はこれからどう逆転していくか、をお伝えする予定です。

さいごに

今週は各学年とも、学校の課題と前学年の復習をテーマにしています。
小学生も中学生も高校生も、前の学年の内容をしっかり自分のものにして、新学年の勉強に備えましょう。

※ 宿題で「自主勉ノート」が出ているところが多いと思います。
何を書いたらよいかわからない人は、塾長ブログを見ましょう。
・ただノートを「埋める」だけの「作業」は無駄。
・英単語をどんどんやろう。
・ノートまとめより問題演習を。

● 勉強法/コロナ休校中の自主勉(自学)ノート作成のコツ(塾長ブログ、4月8日付)

●八戸市の下長、類家(青葉)にある人気の学習塾、勉強ナビの詳細は公式ホームページでご確認ください。こちらをクリック!!


●ライン@始めました。無料体験学習、資料請求、お問い合わせなどお気軽にラインからどうぞ!!

LINE@友だち追加

●ラジオ番組の内容はYouTubeからも確認できます。
チャンネルはこちらです。


関連記事

  • 月別アーカイブ