2026.07.14
塾長が大切にしている事
こんにちは、勉強ナビです。
中学校の英語は、ここ数年で大きく変わりました。
覚える英単語は大幅に増え、教科書にはさまざまな表現や長い本文が次々と登場します。
その一方で、教室で生徒を見ていると、英語の力は以前にも増して二極化していると感じます。
そして、多くの生徒は文法や基本表現、基本単語を十分に身につけられないまま、新しい内容へ進まざるを得ない状況になっています。
現在の学習指導要領が、このような教科書を生み出している大きな原因の一つだと考えています。
教科書会社は学習指導要領に沿って教科書を作るため、多くの単語や表現、本文を限られた時間で扱わなければなりません。
その結果、生徒は文法を十分に理解・整理しないまま次の内容へ進むことになります。
教室で毎日生徒を見ていると、この構成そのものが、英語を苦手にしてしまう大きな原因になっているように感じます。
例えば中学1年生の1学期。
be動詞を学んだと思ったら、すぐに一般動詞へ進み、その後はcanなどの助動詞も学習します。
もちろん、それぞれについて平叙文・疑問文・否定文を正確に作れるようにならなければなりません。
ところが、その間にも教科書には次々と新しい内容が出てきます。
本文には、初学者には必ずしも必要とは思えない英単語が登場し、さらに、まだ正式には学習していない文法を含む英文も当たり前のように出てきます。
例えば、中学1年生の教科書なのに、to不定詞(中2の内容)を含む英文が普通に登場します。
こうした雑多な内容が無理矢理詰め込まれた教科書では、文法を一つひとつ理解し、整理する時間を十分に取ることができません。
その結果、
・be動詞と一般動詞の使い分けが分かっていない。
・疑問文や否定文の作り方をマスターしていない。
・助動詞や会話表現が入ってくると、さらに混乱してしまう。
そんな状態のまま夏を迎える生徒が少なくありません。
これは中学1年生だけの話ではありません。
2年生や3年生でも、1年生の範囲で書ける英作文でも正確に書けないという場面を本当によく見かけます。
こうしたつまずきの多くは、中学1年生で学習する基本事項を十分に消化しきれていないことが原因です。
だからこの夏は、中学2年生も中学3年生も、一度基本に戻ります。
7月は定期考査が終わり、夏休みに入ります。
学校の授業も比較的ゆっくりになり、あのわかりにくい教科書を追いかけ続ける必要がない時期です。
まさしく、一度立ち止まって基本を整理する絶好のタイミングです。
勉強ナビでは、この夏、新しいことを先取りするのではなく、be動詞、一般動詞、助動詞、進行形、受け身、完了形…… といった基本事項を、「自分ひとりで正しい英文が書ける」ようになるまで繰り返します。
「分かったつもり」で終わらせず、「書ける」ところまで持っていく。
それが、この夏のテーマです。
もちろん、英文を書くためには単語も必要です。
勉強ナビでは、英単語帳を使いながら、基本単語を繰り返し確認します。
難しい単語は、入試問題では「脚注」を見れば意味が書いてあります。
「脚注」に出てこない基本単語をいつでも意味が引き出せるようにしっかり覚える。
そんなレベルまで定着させることを目標にしています。
文法と英単語。
この二つを、この夏は愚直に積み重ねます。
英語は、基本を正しい順序で整理し、何度も繰り返すことで伸ばせる教科です。
この夏は、教科書からいったん離れ、文法と基本単語を愚直に繰り返し、英語の土台をつくります。
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