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全県テストの個人成績票の見かた(2025年度 第2回)

全県テストの個人成績票の見かた(2025年度 第2回)

2025.10.20

青森県高校入試情報

2025年9月28日(日)に実施した「第2回全県テスト」の個人成績票が届きました。
中3塾生の皆さんには、10月15日(水)以降最初の通塾時にお渡ししています。
ということで今回は、成績票の見方や次回に向けた学習のポイントについてです。
結果をどう活用し、今後の勉強に繋げていくかが大切です。

点数の見かた

個人成績票を見る際には、得点だけでなく平均点や偏差値、志望校内の順位なども合わせて確認しましょう。

5教科合計の平均点について

今回の5教科合計の平均点は279.6点でした。
教科別では、数学が45.4点と低く、問題が難しかったことがわかります。

全県テストは、学校で実施する実力テストより問題がやや難しくなっています。
「どれぐらい難しいか」については、受験者の層が違うので、なかなか比較が難しいところです。

実力テストは基本的に全員受験です。
しかし、全県テストは、簡単に言ってしまうと成績上位層の受験者が多く、下位層が少ない傾向にあります。
したがって、単純に平均点どうしで比較することができません。

それでも、問題と塾生の結果を見た感じでは、今回の場合は「5教科合計でだいたい30~50点ぐらい」プラスしていただけると、実力テストの成績と比較する目安になるかと思います。

各教科の得点・平均点・偏差値について

得点は当然、問題の難易度に左右されます。
普通は、学校の実力テストより低い得点になるはずです。
したがって、点数だけではなく、各教科の平均点や偏差値なども見て比較する必要があります。

平均点は他の生徒と比べてどれくらい理解が進んでいるかを知るのに役立ちます。
偏差値は自分の位置を知る指標となります。
平均点と同じ点数であれば「偏差値50」、それより高い点数をとれば偏差値は50より大きくなります。
偏差値の計算方法は高校数学で詳しく勉強しますが、現時点では「60ならすごい」、「70は滅多に出ないぐらいすごい」ぐらいのイメージでよいでしょう。

なお、全県テストの志望校判定は、たとえば八戸高なら、「偏差値68以上でA判定」、「62以上でB判定」、「55以上でC判定」、「55未満でD判定」のように、偏差値を基準として出されています。

志望校判定について

全県テストの判定はかなり厳しめに出ています。

成績票には、

A判定で「安全圏」
B判定で「可能」
C判定で「努力次第」
D判定で「再検討」

と記載されていますが、実際には「安全圏」「可能」などの言葉はちょっとずれて、

B判定の上半分までで「安全圏」(とはいっても油断せずに、上位合格を目指して頑張ろう)
B判定下半分~C判定で「可能」(だが、頑張らないと危ないので気を引き締めて)
D判定の上半分で「努力次第」(なので、諦めずに猛勉強で追い上げよう)

という感じです。

A判定が出るのはかなり稀です。各志望校・学科で最上位の数名しか出ません(出ない場合もあります)。
第一志望でA判定なら、その高校でトップを目指すか、あるいは一つ上の高校を検討してもよいかと思います。
B判定なら合格の可能性は高いですが、油断大敵です。入学時点での成績上位を目指したいところです。
C判定は非常に幅が広いですが、確実に合格してより良いポジションでスタートするため、B判定に近づきたいところです。
D判定でも合格の可能性はありますが、今後の頑張り次第です。本気で全力でやるしかありません。
塾でも全力で応援させていただきます。

志望校判定の結果は次の目標を定める重要な手がかりです。
これらの項目をバランスよく読み取ることで、より効果的な学習計画を立てることができます。

成績票を見る際は、素点だけでなく各教科の平均点や偏差値なども確認しましょう。
当塾では、志望校別の順位は、現時点でおおむね「志望人数の半分以内に入っていること」を一つの目標としています。

今回の結果について

勉強ナビの中3生は、今回は「Bに近いC判定」が多かったようです。
これからの頑張り次第で、上位合格できるかぎりぎりの闘いになってしまうか、どちらにも転び得る層と言えます。
しっかり見ていきたいと思います。

また、D判定も何人かいます。
この層は、まずは今の自分に必要なことは何かを考えることが必要です。
難しい問題・分野は一旦置いておいて、まずは基礎を徹底して定着させましょう。

成績向上のためのアドバイス

今回に限った話ではありませんが、英語で苦戦している中3生が多いようです。
高校入試の英語は長文化が進んでおり、正解の根拠を短い時間で探して答える力が要求されています。
もちろん、文法や単語・熟語の知識があやふやな人は復習が必要です。

結果が良かった人も悪かった人も、結果で一喜一憂してそれで終わりにしてはいけません。
個人成績票と採点された答案用紙をよく見て、やるべきことを再確認し、今後の勉強に活かしましょう。
次回の全県テストに向けては、特に苦手科目に集中して取り組むことが重要です。
小さなステップに分けて苦手を克服していくことが、全体の成績向上につながります。


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