中学生の勉強のやり方
2019年10月26日
実力テストの後が肝心!これで成績アップできる!!

中学校では実力テストが行われます。特に、中学校3年生は頻繁にあります。
実力テストは、文字通り「実力」を測るものです。志望校判定の参考資料にもなります。
学校の定期テストと比べ、範囲が広く問題も難しいです。実力テスト対策として、塾では今年、入試特訓(前期)(後期)を行い、点数をとれるための練習をしています。
学校の実力テスト実施後、塾では問題用紙と答えをもってきてもらい、自己採点をして間違えた問題の「見直し」「解き直し」をさせています。実力テストの問題は実際の入試の傾向に沿っており、良問が多いためです。見直しと解き直しは授業や自習中にします。もちろんただ答えと解説だけを見るだけではダメです。計算問題や思考力を要する問題は、解き方をゼロから自分の言葉で説明できるくらいまでにしてください。でないと、本当の学力は身につきませんし、似たような問題が出てきても解けません。納得できるまで突き詰めれば、応用力もついてきて実力テストの問題にも慣れていくでしょう。ですから、わからないところはしっかり質問するようにしてください。語句は、覚えるしかないというイメージが強いです。しかし、わからなかった語句はその意味とセットでノートなどにまとめ直してください。
(例)
・等速直線運動…速さが一定の運動。合力は0。
間違えた語句を書いていた場合は、正答の語句との区別があいまいであった可能性があるので、違いがわかるように直しまとめしょう。
(例)
・発生…受精卵からからだがつくられていく過程。
・胚 …受精卵が細胞分裂を始めてから、自分で食物をとり始めるまでの間。
定期テストの直し同様、やる気がなくなる前に早めに解き直しをしましょう。定期テストよりも実施間隔が狭くなる場合もありますので、そういう点でも早めにやる習慣を付けましょう。近年の入試は次第に難化しています。実力テストよりも難しい問題もふつうに出ています。そのため、入試に向け、解き直しをして確かな基礎力・応用力を養っていくことが本番で力を発揮してくれることでしょう。