塾日記 テスト勉強法

2019年10月09日

テスト返却後がとても大切!!

学校の定期テスト終了後、約1週間以内には答案用紙が丸付けされて返ってきます。

平均点も同時に伝えられる場合もあります。問題が難しかったときは、平均点も下がりますので、自分の点数がどのくらいであったのか判別する参考にしましょう。テストでバツになった問題=理解が不足していた問題=克服すべき箇所です。答案用紙が返された後、学校の先生から解説があると思います。重要なポイントはしっかり聞き逃しないようにし、それででもわからなかった場合は、塾の先生などに聞きましょう。

 

塾では、答案用紙を持ってきてもらい、分析シートを書かせています。分析シートでは、やることチェック表の実施結果や勉強時間を振り返り、良かった点や不十分であった点を明らかにして次回のテスト勉強へ活かします。時間が足りなかったのであれば次はもっと勉強時間を増やす努力をする、学校ワークを繰り返し解けなかったのであれば3回目まで必ず解けるように計画性を持つ、など一度犯した過ちは改善していきましょう。面談が必要だと判断した子には、講師と子どもで面談を行います。

勉強会+家庭学習+自習で50時間達成したが、合計点数が目標点に達していない人は補習です。補習では、テストの解き直しさせます。わからないところをそのままにしないことが大事だからです。特に、数学や英語といった積み上げ式の科目は、わからないところを残していると新たに学習する単元でもつまずきやすく、悪循環に陥りやすいです。また、解き直しをすることで単元の理解度が深まります。

まず、失点した原因はどこなのかを探ります。凡ミスなのか、一部わからないところがあったのか、全くわからなかったのか。この3つに大きく区分されると思います。凡ミスはいいですが、少しでもわからなかった問題は解き直し対象です。答えを見て漫然と写しているようでは、点数は上がりません。理解したつもりになっているだけです。そのような作業であれば最初からやらない方がましです。自力で解ける問題は自力でやり、解けない問題は教科書で調べたり、解説を受けたりした後でもう一度自分で解いてみるとよいです。

解き直しは面倒な作業だ、という考え方で取り組むのではなく、「解き直しはわからなかったところを整理して解けるようになる絶好の機会だ」と思ってやりましょう。正しくやっていれば無意味になることはありません。

時間が経つとやる気もだんだん無くなっていきますから、なるべく早めに復習しましょう。





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