中学生の勉強のやり方 テスト勉強法

2019年09月23日

テストが近いので、テスト勉強のやり方について紹介です

中学生になると、「定期テスト」が立ちはだかってきます。ところで年に何回あるかは知っていますか。多少違う学校もありますが、基本的に5回です。
定期テストは内申点にかかわりますよ。最終評定は学年の各学期の総合で決まりますからいずれのテストもおろそかにはできません。勉強しているのに成績が上がらない原因の1つには、勉強のやり方がそもそもわかっていないことが挙げられます。

テスト勉強のやり方について書きます。

まずは当たり前ですがテスト範囲表の記載をよく見ること。テストに出ないものを勉強しても点数は上がりません。学校の先生からも授業中に、テストに出る問題なんかを教えてくれるときもあると思いますので、しっかりと話を聞いておきましょう。

テスト勉強を始める時期はいつがいいのでしょうか。答えは2週間前(=14日前)です。
学校では1週間前にテスト週間になりますが、1週間だと足りません。理由は後述するように繰り返し解かなければいけない教材があるからです。理想の勉強時間は、平日2~3時間、休日5~6時間です(塾では家庭学習+自習+勉強会で50時間達成するように伝えています)。そうは言っても、学校の部活動は1週間前でないと終わらないのでなかなか厳しい日があると思います。そういう人はすきま時間を見つけて英単語を覚える、漢字を覚えるなど簡単なことでもいいので勉強しましょう。特に寝る前は暗記系のものがおすすめ。少しの時間でも積み重なればかなり勉強したことになります。

テスト勉強で最も大事な教材は「学校ワーク」です。テストに出題される問題は、この学校ワークから出ることがほとんどです。そのため、繰り返し解かなければなりません。塾では「3回」解くように言っています。ただし、2回目は1回目で間違えたところ、3回目は2回目で間違えたところを解き直しします。注意点として、解き直しできるように、教科書などで調べて分かった問題やたまたま書いたら正解だった問題にはチェックを入れることです。自分の力で解けないようであれば意味がありません。また、間違えた問題の解説はしっかり見てください。解説を見てもわからなかった問題は学校や塾の先生に聞きましょう。わからないところをそのままにしない、この姿勢が点数UPに本当に大事なことです。学校ワークではなく、学校の先生が用意したプリントから重点的に出題される場合もあります。こちらも同じく3回繰り返し解くのがよいでしょう。

各教科によって、性質が異なりますので簡単に要点を書きます。
<国語>
教科書を読む。テストには学校で読んだ文章が出ます。もう一度読み直して内容を復習しておくだけでもテスト時の時間短縮になるでしょう。
漢字や文法は得点源にしやすいです。練習するしかありませんので、すきま時間を利用してうまく進めておきましょう。
 
<英語>
教科書を読む。そして、和訳や文法事項や単語、重要表現を復習しましょう。
多くの人を見ていると、文法がごちゃごちゃになった間違いをしています。
どういうときに動詞にsがつくのか、edがつくのか、などなどそういう細かいところまで自分の言葉で説明できるようにしておかないと、バツや減点になります。ワークの文法問題で間違えたところは整理して、文法を正しく使い分けられるようにしておきましょう。

<数学>
本当に苦手な人は、やりやすい問題からでもいいのでやる。とにかく演習をしてコツをつかむこと。何度も何度もやればやり方が身に付いてくるものです。数値は違えど、必ず学校ワークと似た問題が出るはずです。

<社会>
・暗記がほとんど。ある程度覚えている人はワークなどの問題から始めてもいいですが、ほとんど覚えていない人は教科書を読んでからやった方がいいです。覚えることが多いですが、最初は教科書の太字(ゴシック体)の語句のみでもいいですからコツコツ覚えていくのが大事です。

<理科>
・分野によって違いますが暗記が多いです。学校ワークを繰り返し解けば語句は身についていくはずです。物理や化学は計算や思考力を要する問題が多いので、苦手としている人が多いです。公式を使いこなせるまで練習しましょう。


勉強の正しいやり方を身に付ければ、やる気も上がり点数UPになるでしょう。テスト前日に一夜漬けで睡眠不足のままテストにのぞむという危険もなくなります。できない問題をできるようにする、これが基本的でありながら勉強法の主軸となる考えです。





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