塾日記 青葉校

2019年05月17日

都道府県の覚えかた、漢字練習の注意点

今日は、都道府県の名前と、漢字という、2つの「覚えなければならないもの」についてです。


1年生は、一次考査の社会で都道府県の名前が出題される学校が多いようです。

北海道、東北、関東までは比較的なじみがありますが、中部以西はどうしても苦戦してしまいます。

ただ、都道府県名は常識であり、今後の地理や歴史でも頻繁に使いますので、今のうちにしっかり覚えておかなければなりません。

位置も覚えておかないと、テストで使える知識になりませんから、白地図を見ながら、都道府県番号の順に覚えることを勧めています。

各都道府県には、1番の北海道、2番の青森県から、47番の沖縄県まで、番号が振られています。

各地方ごとに、そして隣り合っている県どうしがつながるように並んでいますので、この番号順で覚えると、位置関係も頭に入りやすいと思います。

この番号は、学校で渡された地図帳の統計のページに書いてあります。

この順に繰り返し唱えて覚えて、白地図で位置を確認する、その流れでいつでも使えるかたちで覚えられるようになります。


次に、漢字の勉強も大事です。

漢字については、できるだけこちらで全問確認するようにしています。

小学生でも中学生でも、塾生に自分で丸つけをさせると、漢字を間違えていることに気づかず丸をつけてしまって、そのままになっていることがあります。

初めに間違えた形のままで覚えてしまうと、あとで修正するのが大変です。

気が付いたときに、早め早めに直していかなければなりません。


都道府県でも、「潟」や「栃」など、地図帳を見て書き写すときに、もう間違えてしまっている小学生・中学生は多いです。

「熊」を「態」にするなどの間違いもあります。

これは、大人が確認して直してあげる必要があります。


書き順は、絶対的に正しいというものではないので、それほど厳しくしなくてよいと思っています。

ただ、あまりにかけ離れた書き順で書いている塾生には、「普通はこう書く」ということで指導しています。

やはり、書き順どおりに書くと字のかたちが整い、漢字そのものも覚えやすくなります。

書き間違いも減ります。


覚えるということは地味な作業ですが、覚えるべきときに覚えておかないと、学年が進んだときや応用問題で苦労することになります。

基本の土台はしっかりつくっておきたいと思います。


寺子屋の中学生は、5月24日(金)が一次考査です。

残りちょうど1週間になりました。頑張りましょう。






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