2020.10.17
根城校
10月ももう下旬に差し掛かりますね。今週水曜日には根城中で実テがありました。実テ前日も自習に来て対策をしている子がいましたよ。えらいです。勉強しなければならないという焦りをしっかり持っていますね。結果が渡ったら塾にも見せてください。ところで、2年生も11月に実テがあるようですね。こちらも範囲表を見てしっかりと勉強しましょう。11月には4次考査も控えているので早めの取り組みが望まれます。
9月27日(日)に実施した第2回全県テストの結果が今週返ってきました。その成績表の見方について今回触れていきたいと思います。
勉強ナビでは、志望校の順位が志望者数の半分以内に入っているかいないかをまず重視しています。 理由は、実際の倍率はほとんど1以上になることと一つ上の志望校から実際には一つ落として受験する人もいるためです。 例えば今回、八戸西の普通科の志望者数は105人でしたのでその半分の52位以内に入っているとひとまず良かったと判断します。 半分以内に入れなかった人には、あと何点くらい上げればよいかを公表されているデータをもとに伝えています。
志望校によって必要となる点数は異なってきますが、やはり平均点と自分の得点との乖離を把握することは、自分の出来具合を知る一つの目安になります。全県テストは実力テストよりも難しいので点数はいつもより低くなりがちです。そうは言っても、平均に達していなかった場合は他の人と比べてできていないことになりますので見直しをしっかりしなければなりません。根城校では、解けていなかったところの見直しを期限を決めてさせています。こちらの記事も参照ください。
平均点を見る限り、今回は数学と理科が難しかったようです。平均点はそれぞれ数学が39.6点、理科が48.7点でした。ちなみに国語は55.8点、社会は51.6点、英語は54.6点。数学だけ明らかに低いですね。過去のデータを遡ってみてもかなり低い部類に入ります。実際、今回の数学は連立方程式や図形、関数の分野に難しい問題が多く含まれていたと思います。数学が得意な人でも最後の大問5までたどり着くのに相当な時間を要したことでしょう。そして大問5も問題文が長く複雑で考えるのに時間がかかる問題でした。
全県テストの成績表には、設問別の正答率が載っています。これを見てみると、正答率が1%の問題がありました。これはつまり、100人に1人しかできていない問題ということです。かなりの難問だったようですね。上位校をめざしている人は最終的にはこのようなレベルの問題も解けるようにしてほしいですが、ふだんの日常学習ではまだ基礎+ちょっとした応用レベルの問題の習熟に力を入れましょう。やはりみんなができている問題をとりこぼすのはとてももったいないので。正答率でいうとだいたい40%を超えているレベルの問題はすべてできるのが望ましいです。自分の出来を正答率の表と見比べてみると面白いかもしれません。
全県テストのほかにも成績表の見方について書かれた記事があります。こちらもよろしければ読んでみてください。
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